食いしん坊、健在

食べたり飲んだりした話と思いきや…

ジャスミンタイ @四谷

2018年08月26日 | お酒
それは春のこと。
これにて卒業という職場の大先輩がいたわけだ。
この方は元はエライ人だったらしい。
けれど、時とともにポストが外れ、僕が出会ったころには、ちょっとした曲者になっていた。

僕に言わせると、その人はソクラテスのよう。
ソクラテスってのは、市井にあって、辻斬りのように問答を仕掛ける変なおじさん。
…これは大学の恩師が言ってた話から僕が作ったソクラテス像。
誉め言葉かどうかと問われると微妙だが、僕的には好意を込めた目線なのである。

そのソクラテス氏が、退職の際に「いずれ一席設けるから」と。

元エライ人は、その後別のところのエライ人になっていた。
そーなったら、「いずれ」の話は社交辞令だったろうくらいにしか思えない。
だがしかし!
ソクラテス氏は律義なのである。
しっかと約束を守ってくれた。
まぁ、実現までは時間がかかったけども。

エライ人なので、美味しいお店をいくつもご存知だ。
何案かだしてくれて「どこがいい?」と。
ソクラテス氏は、実は本命を持っていたのだが、ご一緒するお姉さんたちがあーだこーだ。
で、落ち着いたのがこの店だった。

わかばの斜め前ってなロケーション。
場所柄、超巨大って店ではないけど、結構雰囲気のある店だった。















すべてを写真に残してなかった…。
まー、おススメと言われるままに、あれもこれも食べた食べた。
最後はデザートまでいただいて、超満腹! という有様。
それをご馳走になってしまったのだから、図々しいにもほどがあるなぁと思った。

海外の美味しいものもよくよくご存知のソクラテス氏が連れて行ってくれた店。
味はどれも美味しかった。
いや~満足、満足。
大変楽しい時間となった。

ちなみに、後日お礼のメールを送ったら、「今度は…」と別の店が挙げられていた。
やはり僕の読みは正しかった。
その店こそ彼の本命だったということだ。
曲者でソクラテスなエライさんなのに、そういうわかりやすさがあるってのも、面白いと思った。



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