

11月9日、10日の二日間、岩手県高等学校新人剣道大会が県営武道館で開催されました。
三年生が引退し2年生主体となる今大会では、中学生の頃、大いに活躍をしていた生徒がそれぞれの高校でチームを束ねる姿が見られました。
中学校時、県の強化合宿に参加した選手は合宿を通して互いに競い合う良い仲間となりました。そんなメンバーが各校で活躍する中、当日の団体戦では
我が福岡高校は良い結果を出すことが出来ませんでした。息子は「自分の役割を果たせなかった」「後輩に申し訳ない」と数日間、落ち込んだ様子で過ごしました。
確かに”取るべき所”で一本が取れない。そんな印象を応援席で眺めていました。
剣道経験のない自分にとって参考となる助言もできない状態でしたが、自分なりに最も感じたのは「経験の差」でした。当然個人個人の能力の問題もありますが、
やはり継続してきた経験に及ぶものは無いと感じました。しかしながら、今後、剣道部を引っ張る立場となります。
約半年後に開催される高校生最後の高総体。息子も気持ちを切り替え稽古に打ち込んでいる模様。残された高校生活の中で、OBや指導者の皆さんそして先輩方から
より多くの事を”学ぶ・吸収する大切さ”と、”稽古に励む姿勢”の大切さを感じたのでした。