大橋塗装工業`sブログ

<・・・・Proposal of high technology・・・・>

軽米町 雁舞館

2014-07-08 19:26:38 | 子育て・学校・親子
軽米中学校剣道部部活終了。息子も入部してから早3ヶ月・・・・ 

長い歴史を持つ軽米町旧雁舞館の解体作業がまもなく着工されるとの事。多くの剣道経験者曰く「これだけすばらしい道場は無い」とのこと。裸足で競技をする剣道。床板の素材と作りが足への負担を左右するという。全国的にみても希な作りとのこと。
これまで武道に関わりの無かった我々には知り得ない情報。かつて軽米中学校剣道部は全国を制覇した実績が有り、且つ軽米町には軽米のみならず二戸地区や県北、あるいは岩手の剣道をリードしてきた剣道界の指導者がおられた。このことは剣道に何の関わりの無かった我々も、町民行事カレンダーなどで”並岡杯”という剣道大会が長年に渡り開催されてきたことで”何となく”でもわかっている事でした。このような偉業を遂げた時代と熱き時代に建てられたのが旧雁舞館では無いのでしょうか。当時だからこそ出来た最高の道場だったのでしょう。これだけ剣道経験者の皆さんが解体を惜しむ道場。なんだか軽米町の誇るべき施設がひっそりと取り壊されていくのは何とも忍びなく思えてなりません。



2 コメント

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かつて少年剣士さん (oohashi)
2015-05-09 07:09:50
かつて少年剣士さん。やはり、すばらしい道場だったのですね。貴重な経験談をコメント戴き有難うございます。
古いものが新しいものへ作り変えられるのは有り難い事ですが、旧雁舞館のすばらしさを皆さんから聞くたびに悔やまれます。道場としても、軽米町の一施設としても守るべき建物ではなかったのかと思われます。
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床板 (かつて少年剣士)
2015-05-08 23:46:15
たしかにあれほど踵に優しい床はお目にかかったことがありません。
雁舞館の床は弾力があって少年の成長だけでなく
真冬でも心を優しく包み込む暖かさがありました。
当時の私て早く稽古が終わるのを願っていましたが。
今思えばバスケの体育館で練習するのとは
雲泥の差があります。
あの床板がなければ
現代少年剣士は怪我との戦いでしょう。
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