さぬきの歴史

さぬきの歴史やお寺のことなど

ルンルン地蔵寺3

2019-11-19 22:28:53 | 地蔵寺
さあ、ようやく地蔵寺です。
もうちょっと記憶は薄れてきていますが、
実は先週の土曜日も地蔵寺のお勉強会に参加したので
自分的にはたいへん詳しくなっています。



地蔵寺のご本尊は「御衣木縁起絵」に登場した文殊菩薩です。


これは地蔵寺のパンフレットに掲載されている写真です。

棚の上に小さな仏像がたくさん並んでいるのがわかると思います。

廻国六十六仏像群 と言われるもので、
地蔵寺中興の祖、と言われる蜜英さんが、当時の日本六十六カ国を巡り
(1705~1708)
その後、この仏像群が出来ました(1725)。

廻国して訪れたお寺のご本尊を模したと思われますが、
中には、天神様や聖徳太子など珍しいものもあります。

日本廻国六十六部は、13世紀前半から史料に登場しますが、
地蔵寺にあるような仏像群は、日本に二例しかない貴重なもののようです。

ところで、当日に用意したお菓子、
地元の風月堂さんのその名も「淡海(あわみ)}

志度寺に伝わる「海女の珠取り伝説」で
海女と結ばれた藤原不比等は「淡海公」と呼ばれています。

「淡海」って、琵琶湖や近江の国のことを言うみたいです。

最中って、久しぶりに食べたのですが、とってもおいしかったですよ。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿