江戸時代、4つの国に分かれていた三重県は、それぞれの地域で方言が異なります。
伊勢国(桑名から伊勢)は語尾に「な」「なぁ」が付き、伊勢の「な言葉」と云われています。
発音は一語に母音をつけて発音し「田」は「たぁ」「血」は「ちぃ」「津」は「「つぅ」になります。
津駅でのアナウンスは「つぅーつぅー」なので、観光客は「何処に着いたか分からない」となります。
他にも「~やん」を語尾に付けて話しますが、これには大きく分けて3つの意味があります。
①否定の「~やん」 しやん→しない 来やん→来ない
②強調の「~やん」 来やんやん→来ないよ 待てやんやん→待てないよ
③同調の「~やん」 そうやん→そうだよね 来やんやん→来ないよね
同調の場合は「~やんなぁ」となることもあります。
また「ちがう」が「ちゃう」になり、2回続けることが多いので「チャウチャウ(犬)じゃないの?」が
「ちゃうちゃうチャウチャウちゃう?」になり他県の人に大笑いされます。
明日 あさって ささって(3日後) しあさって(4日後) ごあさって(5日後)という日にちの数え方は
TV番組でも紹介され、よく知られています。
このような特徴の他に、伊勢弁を使う女性は「おっとりしていて可愛らしい」と云われています。
皆さんも、三重県の方言をマスターしておっとり女性になってみては?
全国かわいい・ブサイク方言選手権(7分20秒くらいに三重県の女性が出てきます)
ヘッドホン女子47 meets EXTRA BASS: 【三重代表】桜雪
アナウンサーの方言ファイル
http://www9.nhk.or.jp/a-room/hougen/