テレビドラマでお馴染みの大岡能登守(後の越前守)は、正徳2年(1712)35歳で伊勢山田奉行に就任。
伊勢神宮の警備・造営修理・遷宮の監督・伊勢志摩の訴訟などを担当した。
在職中、紀州藩領と神宮領との境界争いを厳正に裁定。
これが当時の紀州藩主・徳川吉宗の目に留まり、吉宗の将軍就任(1716)の翌年
江戸町奉行のトップに抜擢された。
この江戸町奉行時代の裁判の見事さや、吉宗が進めた享保の改革を町奉行として支えた話などが
創作「大岡政談」として人々に広まっていった。
これらは日本のサスペンス小説の先駆となるもので、テレビドラマの素材として今も使われている。
山田奉行所記念館


罪人を取り調べる場所で、白い石が敷いてあることから白州という

奉行専用のトイレは畳敷き

伊勢の文化探訪ええとこ知っとこ 山田奉行所記念館
伊勢安土桃山文化村内の山田奉行所
大岡越前(初回) 其の1
大岡越前(初回) 其の2
大岡越前(初回) 其の3