よっちゃんのゆるーい日々

相続土地について思うこと

よっちゃんの実家は中山間地にあります。両親は兼業農家として暮らしていましたが、親父が亡くなってからはお袋のひとり暮らしです。

妹が近くにいて何かと面倒を見てくれているので安心な面はあります。

しかし相続した土地は今や休耕田でどんどん荒廃している感じです。
近隣の田も同様で淋しい限りですがこれも時代のすう勢でしょうか?

この度、この土地について相続登記をしました。一部を太陽光発電業者に売却するためで、売却とは言えども他の用途では買い手のつかない土地なので二束三文状態、でも処分を最優先することにしました。

登記に際し古い権利証や登記申請書類等を見ていて、昭和の農地の売買や明治に抵当権設定された土地の登記簿まであったのです。農家としての苦労の歴史を感じてしまいました。
よっちゃんの時代に田舎終いをする事に抵抗はありますが、次の世代まで持ち越したくもありません。

お袋の死後は農地だけでなく宅地も含め最終的には処分したいと考えています。もちろん墓仕舞いや家屋解体もして、実質的な田舎終いをすることになるのです。
4月には相続土地国家帰属制度がスタートするらしいのですが、ハードルは高そうな感じです。条件に合致した上で土地の維持管理費用相当の金額を納付する必要があるのです。

まだお袋は健在ですが、田舎終いの準備はしておかないと。そんなにスピーディに進む問題ではないから。

週末には太陽光発電業者による住民説明会があり、帰省して参加の予定です。工事計画に対して反対の立場の人もいて予断を許さない状況らしいのですが、よっちゃんは休耕田を売却する側でこの工事がとん挫すると田舎終いも振り出しに戻ってしまいます。どうなることやら-----
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