ごく狭い範囲で話題となった
タローマン。
岡本太郎氏の作品をモチーフにした
奇獣と呼ばれる怪獣相手に
戦いを挑む巨人
タローマンの物語。
戦いといっても
時折非戦闘的な
意味不明の行動をとったりして
決して正義の味方とは言えないが
岡本太郎氏の言葉を引用しながら
一応最終的には奇獣を倒す。
この作品は70年代に放送された
番組の現存するエピソードを
令和の時代に再放送するという設定であり
70年代特撮を意識して作られた映像は、
その辺が好きな方々にはたまらないもので
是非一度視聴していただきたい。
さて、このタローマン
小学館から
入門百科シリーズとして書籍化
されている。
「タローマンなんだこれは入門」
ウルトラ怪獣やゴジラといった
特撮作品を書籍化した実績のある
入門百科シリーズだが
似せているのは表紙だけじゃない。
記事もそれっぽい。
カラーグラビアもあるのだが
反射が激しく撮影できなかった。
極めつけがこれ。
「とびだす！タローマン」
赤青のセロハン眼鏡が懐かしい。
素晴らしい本だが
3,300円（税込）は高すぎ。
どうにかならないものか。
