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vol.38 本号含めてあと３冊。
「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン
（1972年）」
「ゴジラ対メガロ（1973年）」
両作品とも
東宝チャンピオンまつりと
して上映。
ゴジラは
恐怖の象徴ではなく
完全に子供のヒーローとして
描かれている。
これを良しとしない意見も
多いが
そもそも怪獣映画は
子供が主体で観る作品。
個人的には
大いに結構だと思うが。
まずはゴジラ対ガイガン。
地球侵略を企む宇宙人。
発信される音波によって
ガイガン、キングギドラが
地球を攻める。
音波を聞き取った（どうやって？）
ゴジラはアンギラスとともに
これを迎え撃つ。
サイボーグ怪獣ガイガン。
個人的に好きな怪獣。
シャープな見た目が良い。
何度も（今回で4度目）
地球にやってきた
宇宙怪獣キングギドラ。
着ぐるみはずっと同じ物を使用
しているので痛みが激しい。
今回強い金色で塗り直した模様。
で何で
コイツが同伴したかというと
特撮シーンの水増し（過去のシーンを
作品に流用）したかったからでは
ないかと推測。
当時不景気だからね。
ガイガンは
次回作の「ゴジラ対メガロ」に登場。
人気があったのか。
メガロは昆虫怪獣。海底王国に操られる。
宇宙人と交信してガイガンを借りている。
この映画では
ジェットジャガーというロボットが登場。
ゴジラはジャガーを助ける脇役。
動きは3枚目。でもそれが良い。
興行的な点は別にして
当時の子供達のウケは悪くなかったと信じたい。
