カイロプラクティックと院日記 in 島根 ~ 関節ケアルーム ~

開業して二十数年。試行錯誤しながら今も松江で施術の日々。人体は奥が深い‥まだまだ勉強。 KCA会員/JCR登録者

急がば回れ 回らず急げ

2017年02月14日 08時52分43秒 | 院日記

おはようございます。
2度目の大雪もなんとか乗り越えましたね。

今回はベショベショ雪なので雪質が柔らかく
交通移動に影響しなくてほんと助かりました。

生活に支障のない雪は風情があるし
子供達の作った雪だるまを沢山見れてホッコリするので結構好きです。


さて、昨日の午後はオステオパシー?理学療法?系の本を読んでました。
最近は運動連鎖や筋スリングについて書かれているものが増えましたね。

これらの考えは今までなかった訳ではなくて
余り評価されなかった、又は評価が難しかった分野。

単関節や単体の筋の評価は
単純なモデルでいけるのですが
(臨床スポーツ学会から届く会誌もこの内容が多いです)

複数が関連すると不定要素も増えるわけで
リサーチが難しいのです。
(慢性化したものに多いですね)

その分野が研究され注目を集めるのは大変喜ばしいことで
一般の方に体全体を見ることの重要性が
もっともっと浸透すればいいなと思います。

現場でのこれらへの取り組みは、痛みと直接関係なさそうな部位へのアプローチとなるため、それは痛みだけを取るような方法より遠回りですから患者さん自身の理解と知識が必要となります。

カイロプラクティックも予防医学ですから
どこかが痛いといわれても
やはり全身、全体を評価してアプローチする点で一緒。

急がば回れ と 回らず急げ

両方とも大事ですが
今現在は、認知されにくい前者が重要と考えています。

それでも瞬間瞬間においてはどの選択肢をピックアップするか時々悩みますが…なるべく状況に対応できるよう少ないブレで取り組みたいと思います。

では今日はこの辺で〜


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