おはようございます。
今月お越しの難し~い新規の方々も
体調が良くなってきており、かなり乗り越えた感じ。
お蔭で昨夜は旨いビールを飲めました(^^)
さて、今月発売されている日経サイエンスにこのような記事があります。
そう、青いバラですって!
そんなのあるなんて、知らなかったので驚き!
驚きですが‥
はい、もちろん違う記事でして
トップの「苦味受容体について」の記事。
簡単に説明してみます。
物を食べた時の味覚を感じるセンサーである味覚受容器。
口の中だけにあるもの‥と思ったら大間違い!
実は体のいろいろな所にあるのだそう。
例えば甘味受容器は膵臓にもあり、血糖・インシュリンと関係するし
この記事にある苦味受容器も口だけでなく呼吸器にもあるそうです。
大量の空気と共に入ってくる様々な細菌から
人はどうやって守り、呼吸器を侵されないようにしているのか。
ここで苦味受容器が関係してくるそうで
苦味受容器が苦味を感じると、以下の3つの反応によって
細菌を攻撃・除去することがわかったそうです。
(その三つとは、繊毛運動、一酸化窒素、ディフェンシンによる防御機構)
特に、二十数種類ある苦味受容器の中で研究されている特定の受容器(T2R38)
を持つものと持たないもので
副鼻腔炎や呼吸器系障害の発症、重症度と大きな関連があるとか。
(T2R=苦味受容体 T1R=甘味受容体)
そのほか、苦味→カルシウム放出→ディフェンシン→ブドウ糖過多→甘味受容器の活性→苦味受容器の抑制
なども分かりやすく記事にしてありました。
”良薬口に苦し”で改善されるものなのか
それとも遺伝上で受容器の有無が左右するのか
そこは詳しく書いてなかったように思います。
(理解力の問題化もしれせんが^^;)
とまぁ、以上のような内容。
自分的には、できるだけ薬ではない予防的な視点で
副鼻腔炎の撲滅につながる方法を見つけてほしいなと思います。
ただし! 毎回言いますが、
一つの事実だけが原因、なんてありませんのであしからず。
「こういう研究で、こんな事もあったことが確認されたんだ。
今までない視点だから、一部取り入れていこう」
的に見るようにしましょう。
ストレスも、睡眠も、機能も環境も相互に働きますからね。
では、週末までもうちょっと。
ふぁいと~