こんにちは
週末ランニングしていたら、視界に飛び込んできたたんぽぽ達。
黄色い花びらを目いっぱい広げて咲く中に
綿菓子のような、玉杉のような種を付けているものもありました。
パンパンの玉は力強く、エネルギーの塊に見えました。
さて、少し時間がかかりましたが
今年の本屋大賞が発表される前に購入したこの本、読み終えました。
「羊と鋼の森」
あまり縁のないピアノという世界が描かれていますが
専門職を経験した人間なら誰でも訪れそうな悩みや葛藤を
穏やかな空気感で描かれています。
一つの事を続けていくときに起きる葛藤。
その世界を目指したきっかけ。
感情を揺さぶられたり、胸が苦しくなったりするような読後感はありませんが
ストンと腑に落ちるような感じが残りました。
この本のように
自分の目指すものとは何かを考える時間
愚直とも思える努力をする姿勢は
いつまでも大切にしたいもの。
この季節にちょうど良い本でした。
では午後からの施術、スタートします