カイロプラクティックと院日記 in 島根 ~ 関節ケアルーム ~

開業して二十数年。試行錯誤しながら今も松江で施術の日々。人体は奥が深い‥まだまだ勉強。 KCA会員/JCR登録者

測定の誤差

2010年04月23日 23時44分32秒 | 院日記
関節可動域を測定するとき、角度計という器具を使います。
前屈や後屈、指の伸展や足の内旋の角度を測定するために必要となります。

こういった器具は患者さんの改善を確認してもらったり、症例として重要なデータを残す上でとても重要なものです。

しかし臨床でいつも思うのですが、細かい視点が気になり思うように測定できない。
例えば股関節の屈曲は、純粋に股関節だけでなく、仙腸関節も腰椎も一緒に動きます。
すると柔軟性の高い人、低い人では可動域が全く違い、純粋な股関節のみの角度測定を行うのが困難となります。
同じく肩関節の挙上でも、胸椎や腰椎のカーブによって角度が変わってきます。

カイロプラクティックをしているせいか、小さな関節の動きを考えてしまうとどこまでを正確な測定ができたと認識すればよいのか‥。

角度計の使いやすさや正確性も重要な要素となるのでしょうし。

本気で悩みます‥。

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