安いお肉と言うのは、それなりに理由がある訳で。
消費期限が近いとか、色が悪いとか、形が悪いなどなど。
どの理由にしても、決して対処出来ない理由ではありません。
今回300円で購入した肩肉も、正規の形と大きさだったら700円から800円で売られているもの。
それが300円というのは、それなりの理由があるのです。
まずは表面を焼いた肩肉を2時間ほど煮込みます。
それは消費者が持つチャーシューのイメージ。
大きな(面積の広い)、分厚いチャーシューが高級品のように感じません?
形が悪く小さい肩肉を煮込むとこんな感じ。
どこからどう切ったって、正しいラーメンに載ってる正しいチャーシューに切れませんよね。
これに紹興酒をふりかけ。
出汁醤油と白ワインで香りと下味を付けます。
後は冷蔵庫で冷やしますよ。
冷やしている間に玉葱のみじん切り。
それを冷水に浸して、玉葱の灰汁を抜いておきます。
肩肉を取り出したスープは、そのまま再利用。
これでラーメンのスープを作ると美味しいんです。
冷蔵庫で冷やしたチャーシューはブロックに。
こうして切る事で、元の形を気にする必要は無くなりました。
完成。
これでも立派なチャーシュー麺。
わずか300円のチャーシューが、とっても良い仕事をしてくれていますよ。
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