酒呑みの正しい生活

揚げ出汁豆腐

今回は揚げ出汁豆腐。

以前から気になっていた豆腐の種類を確認します。
(もっと他に考えなくちゃいけない事が沢山あるんじゃないのか?)

そもそも揚げ出汁豆腐の主役になる豆腐は、堅い方が良いのか、柔らかい方が良いのか?
こんな言及されない内容に、自ら答えを出してみようという実験。
(世間では全く必要とされてないから、誰も言及しないんだよ)


今回は堅い豆腐で試してみます。

堅い豆腐と言っても色々ありますが、木綿豆腐や焼き豆腐などより遥かに堅い豆腐を用意しました。
水抜きを試みますが、そもそもの水分が少ない。
麻婆豆腐で何度か使った事のある堅い豆腐は、果たして揚げ出汁豆腐に向いているのでしょうか?


まずは揚げ出汁用の出汁を引きます。

左が揚げ出汁用、右は鍋焼きうどんの出汁です。
揚げ出汁用は後から色々と手を加えるので、この段階では簡単に。
それでも軟水から時間をかけているので、一応金色にはなる程度。


そこへ揚げ出汁に使う大根おろしで出た汁を、全て放り込みました。

大根おろしも使い易くなったし、大根の持つ甘みも出汁の中で増幅します。


一緒に揚げる茄子は、今回ザク切りに。

細工包丁を入れて大きいままでも良かったのですが。
茄子の体格が良かったので、半分にしてから大雑把に切ってみました。

これに塩を振って30分ほど放置。
茄子のエグミをアテ塩で表に出します。


茄子が汗をかいたら水で洗って、水分を拭き取ります。

面倒な作業ですけど、これだけで茄子の味が大きく変わりますよ。


出汁と大根おろしのタレに味付けしました。

最初にキビ砂糖、あら塩、だし醤油で甘辛く。
ほんの少し濃い目に味付け完了。


片栗粉をまぶしたお豆腐から揚げます。

堅豆腐、全然油が跳ねません。
水分が少ない素材は、油での料理が楽ですね。


続いて茄子。

茄子の方が揚げる時間は圧倒的に短く済みます。
良い感じの色になったら揚げが完成。


お豆腐も茄子も、油を切らずにそのまま出汁へ。

ここで出汁の中で下味を付けて行きます。
油が付いたまま放り込むのですが、大根おろしの絞り汁がそれらを全て緩和してくれますよ。


お皿に並べて、大根おろしにタレをかけたら完成。

やっぱり和食は出汁が命。
香りも味も出汁が全てを決めてくれますね。

肝心のお豆腐ですが。
堅豆腐、揚げてもしっかりと豆腐の角が立っています。

これはこれでアリですね。
好き嫌いは別れるかも知れませんが、これが好きだと言う人は多いんじゃないかしら?

しばらくしたら、今度は柔らかい豆腐で試してみようと思います。
そちらも美味しそうだけど、水抜きが面倒そうだなぁ。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「料理」カテゴリーもっと見る