酒呑みの正しい生活

怪我の功名

一段と寒くなった東京地方。

こんな寒い日は身体が温まるものを食べたいなぁ。


そう言えば、今年はさつまいも料理に挑戦するなんて宣言したんだった。

とは言うものの、まだまださつまいも料理のヒントすら掴めていないのですが。
さつまいもを使った身体が温まる料理。
思い切り煮込んでポタージュでも作ろう。

冷蔵庫に寝ていたかぼちゃと玉葱も加えて、じっくりと煮込んで行けば。
部屋も温まるし、暖房費が安く済むんじゃないかと考える貧乏性。


早速材料を刻んでみますが。

なんか思ってたよりさつまいもの量が少ないなぁ。
むしろ玉葱とかぼちゃが幅を取っているように感じる。


まずは材料を下茹で。

ここでアクを取り除いて、仕上がりをスッキリさせたい。


沸騰付近で灰汁のてんこ盛り。

ほとんどが玉葱から出る灰汁です。
これを丁寧に取り除いたら・・・


圧力鍋の蓋をして2時間。

ことこと煮込むなんて言っていたのに。
シュッシュッと威勢の良い調理音。

2時間経過したところで、ポタージュの味付けをしたのですが。
なんか味が薄い。
このまま塩で味を整える事も出来るんだけれど、せっかくのポタージュが前面に出て来ないなぁ。


そこで冷蔵庫に残っていたハッシュドビーフのルーを足してやると。

色はポタージュから離れて茶褐色に近くなりましたが。
味は焦げた感じのほろ苦いポタージュになりました。


怪我の功名とはこの事か。

ほろ苦さのある大人のポタージュ。
心配していたさつまいもの味ですが、圧倒的にさつまいもの風味と味が前面に出ています。
むしろかぼちゃと玉葱は完全に脇役。

さつまいも強いなー


お昼ご飯はレーズンロールとさつまいもポタージュ。

負け惜しみじゃ無いけど、大人のポタージュの存在感が凄い。
他のオカズは必要ありません。

とろとろになったさつまいもとかぼちゃ、玉葱も含めてほぼ原型は無くなっていますが。
風味の存在感は凄くあります。

これ、駅前のスタンドなどで販売したらヒットするんじゃないかしら?
身も心もポカポカになった休日の昼下がりでした。


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