人間生活

~独り楽しむ~

2021年8月27日 「黄昏」という映画

2021-08-27 21:49:42 | 映画生活

子供のころ、汽車で数駅のところに銀映という名の映画館があった。

ある友達がそこで「黄昏」という映画を見て面白かったといっていたことを思い出した。

何が面白かったかは覚えていない。でも映画好きの少年で、「炎のランナー」とか、「ブリキの太鼓」とか

当時の中学生はまったく興味を示さないような映画をいつもみていて、当時彼と友達だったことを少し誇りに

思いながらも、1/100のバトロイドバルキリーも買えず、少し尊敬の念を抱いていたことを思い出す。

どんな映画だったかなどは全く記憶になく、今までキーワードを覚えているということはそれなりにインパクトがあった

ということだろう。その友達は、中学のころから、ベートーベンの第九のレコードを買ったり、

平凡パンチを買うような、今思うと少しませた子供だった。阿部公房の「砂の女」を

買おうとしたときも、受験なのにそんな本読んでいていていいのかと偶然あった本屋で指摘された

ことがついこの間のように思い出されるのが不思議だ。

大人になってから、少しお金に余裕ができてから、「ブリキの太鼓」も「黄昏」も見た。「ブリキの太鼓」は大人なることを何かの契機でやめた子供の成長を描いた映画で、「黄昏」じゃジェーンフォンダとヘンリーフォンダが親子共演をしていて、もともとあった親子の確執が大人になって向き合うことで少しずつ解消されるという心温まる内容だったような気がするが、断言はできない。

しかしそのころから「ドライビングミスデイジー」のような、もともと偏屈な老人が人と触れ合うことによって

考え方を変えるといった優しい映画を好むようになった気がする。

何がいいたいかというとそういうませた友達のすくなからず影響をうけて今の自分がいるということだ。

その友達が今どうなったかは残念ながら知らない。

 

 


2021年8月14日 今年のスイレン鉢の状況

2021-08-14 06:54:22 | 睡蓮鉢の中のこと

今年のスイレン鉢の状況についてメモしておく。

・メダカはなんとか繁殖した。数匹は来年も生き残ると思われる。ただし、昨年一匹だけ生き残ったひめだかの遺伝子は残念ながら受け継がれなかった。これは本当に残念。今は、黒メダカしか存在しない。

・ミナミヌマエビはかなり繁殖した。これまでにない画期的なことだ。通常は夏の暑さで全員死滅してしまうのだが、日よけを導入したことで、ことしは死滅はゼロである。親メダカが食べてしまうので、エビのスイレン鉢に大量に避難させた子メダカがなぜかほとんどいなくなった。エビはメダカを食べないと思っていたが、夜中に襲っていたのだろうか?

・マンカラウボン(温帯スイレン)は、今年の選定で切り詰めすぎたことと、前述の日よけを導入し、直射日光が当たる時間が半減したため、成長が思わしくなく、一度も花を咲かせることはできなかった。残念だが仕様がない。今年はエビの命を優先したということだ。

・ヒメタニシは、子供が何匹か水際にいることが確認できているので、繁殖は成功したものと思われる。

・最後にヒメタニシだと思っていたがよく見るとカタツムリの赤ちゃんが一匹スイレン鉢にいることを発見した。うちは戸建て3階のベランダなので、どこから訪れたのか謎だ。今はもういない、おそらく夏の暑さにやられたのだろう。そういや、去年はカマキリの赤ちゃんや、オンブバッタも姿を見せていたが、こいつらもどこからやってきたのか本当に謎だ。

・マツモも大量に繁殖して、困っている。ほしい人が入れがお譲りするのだが、特に行動はおこしていない。冬越し用に少しだけとっておいてあとは処分することになるだろう。