2月20日
晴れ。 午前6時の外部気温は1℃であった。久し振りに霊峰富士がはっきりと見えたので気分良く出掛けることができた。午前8時頃に友人宅につく。友人から読んでみたらと渡された「七十歳死亡法案可決」という本を開いて読み始めたら面白くて一気に読み通してしまった。気が付いたら午前十一時になっていた。
前記の本は1012年1月25日に幻冬社から初版発行された本だというのに、書店を回ってもお目に掛らないとのことだと聞いて、どうしてだろう? と不思議に思った。垣谷美雨という著者のことは良く知らないが、読み始めてから本1冊を読み終わるまで読者を引き付けておく記載内容のものを書くことができる才能を羨ましいと思った。
時間の経つのも忘れて夢中で本を読んでいる内に友人をAクリニックに連れて行くチャンスを失ってしまうというミスをおかしてしまったが、この本に書かれている内容は常日頃、私が考えていることと極めて似かよっていたので時の経つのも気付かなかったのだった。
私と友人とは昼食を食べながら 「七十歳死亡法案可決」という本の記載内容と関連する事柄について論じていた。午後4時近くに帰途につく。帰りのバスは円滑に走ってくれた。バスの中で聴いていたラジオ放送で昭和の時代の家事のことを話していたのを聞いて数十年前の日本の情景を懐かしく思い出していた。
家に戻って聞いたTVニュースで十二年前に十八歳の少年だった大月孝行被告人が母子を殺害した事件についての最高裁判決で大月被告人の死刑が確定したことを伝えていた。私はそもそも十八歳まで少年だ、と決めていることがオカシイと思っており、大東亜戦争のとき十四歳で学徒動員されてお国のために働いた身にとって少年は十四歳までにすべきだと思っているのだ。
少年は 18までとは 遅すぎる 徘(徊)人 okinatchi