５月５日

　　５月５日
　晴れ。午前６時の屋外気温は１６℃であった。朝のＭｉ・Ｍｏ氏が司会しているＴＶ番組で取り上げていた年金の話を聞いていて、余計に掛け金を払った人の方が貰える年金額が少なくなる、というような逆転現象が起こる年金制度への改正が国会で審議されていること、前記の逆転現象が起こることについて小宮山厚労相がそのことを止むをえないと容認している国会答弁をしていることなどを聞いていて，Ｍｉ・Ｍｏ氏の紙芝居ではないが　私は思わず　ガ～ン！！　と呟いたのだった。

　辛坊氏が司会しているＴＶニュースショウ番組では,日本国内で稼働している原発が今夜ゼロになることと関連して、電力会社が発表している発電能力の数値は曖昧であること、原発の再稼働を前提にしての発電量の発表のようだ、とか、枝野経済産業大臣の発言内容がぶれていることなどが話されていた。

　午前１１時頃に散歩兼買い物に出掛けた。外は五月晴れで歩いていると汗ばむ程だった。家に戻ってお昼から午後４時までは寝転びながらＴＶ画面を見ながら過ごした。午後４時過ぎに散歩に出掛けた。八百屋で大きな林檎を一個６８円で売っていたので数個買って帰った。

　家に戻り買ってきた林檎をＴｏ子さんにみせたら、Ｔｏ子さんは私が買って来た林檎を仔細に調べて商品の外形上の欠陥点を指摘したのだった。しかし、食べてみたらとても美味しい林檎だった。今日は子供の日でＴＶニュースでは鯉のぼりが風をはらんで青空の中を泳いでいる光景を伝えていた。それを見ているうちに子供の頃の今から８０年前の郷里での端午の節句の頃のことを懐かしく思い出した。

　男の子がいる家々では男の子の数だけの鯉のぼりを上げていたので空は鯉のぼりで一杯になっており、矢車の回るカラカラという音が町内の空間に満ちていたから、あの頃は今と違って子供が多かったんだな～、と思った。

　　青空に　元気に泳ぐ　鯉のぼり　子供の頃の　故郷おもう　 　徘（徊）人 okinatchi