okinatchiの四次元徘徊記

 毎日の出来事を書き綴ります。

8月6日

2014-08-06 20:59:16 | 日記
 8月 6 日(水)
 晴れ。 朝6時の屋外の気温は30℃であった。広島に原子爆弾が落とされた日である。TVニュースで広島に原爆が投下されたのは69年前の今日、と伝えているのを聞いて、エッ! あれから69年も経っているのか!! と驚いた。69年前の今日、学徒動員で通っていた飛行機製作工場から帰宅して聞いたラジオニュースでは、広島に新型爆弾が落とされたことを報じていた。 

 翌日の朝のラジオニュースでは広島に投下された熱線爆弾というような説明がされていたが、新聞には仁科博士が原子爆弾であろう、と語っている記事が小さく載っていた。原始爆弾の投下によって生じた広島の惨状などについては、国民に一言も知らされていなかったが、数日後になってヒソヒソ話として原子爆弾によって広島が廃墟と化したことが伝わってきたのだった。

 あの時から69年も経っているのか!  と改めて月日の流れの速さに驚いたが、あの頃15歳だった少年が今や84歳の爺さまになっているのだから、確かにあの日は69年前の出来事だったのだ、と納得した。

 午前8時前に友人宅につく。午前9時半ころにマッサージ師のOさんが訪ねてきた。Oさんが帰っていってから昼食の準備を始めたが卵料理を作るのに汗だくになった。

 午後3時前に帰途につく。帰りのバスの中では冷風を浴びながらゆったりと居眠りをしていた。

   広島の 原爆の日に 過去思う  徘(徊)人 okinatchi