okinatchiの四次元徘徊記

 毎日の出来事を書き綴ります。

8月8日

2015-08-08 17:18:49 | 日記
 8月8 日 
 曇り、晴れ。朝6時の屋外の気温は32℃であった。今朝も昨日までと同じに暑かった。昨夜の天気予報で東京にも夜に雨が降るようなことが伝えられたと言って喜んでいたTo子さんは、昨夜、雨が降らなかったことを知ったときにはガッカリしていた。

 To子さんは昨日の朝と同様に ふらつく むかつく ような気がする、というので困ったな~、と思ったが、昨日よりは随分と軽いというので安心した。

 新聞を読んだら、ロシアが広島、長崎などに原爆を落としたアメリカを非人道的な核使用国として糾弾する動きを始めたこと、それはソ連が日本との中立条約を一方的に破棄して満州などに攻め込んできて大虐殺を行なったことなどを覆い隠そうとしているのでは あるまいか、などのことが書いてあった。

 日本が八紘一宇の大東亜共栄圏の確立を唱えて突き進んでいた頃に少年期を過ごした私は、イギリス、アメリカ、フランス、オランダ、ドイツなどの植民地だらけであった東亜の状態を小学校などで教えられたものだった。大東亜戦争によって日本は東亜の多くの国々に多大の戦争被害を与えたし、日本も戦争によって完膚無きまでに打ちのめされてしまった。大東亜戦争時の体験のある人ならば、戦争は絶対にやるべきではないことを骨身に沁みて思っているだろう。

 戦勝国が行なった東京裁判の結果をみても、勝てば官軍であり、戦勝国が犯した大犯罪は後世の歴史家が明らかにしてくれるのを待つしかないが、後世の歴史家が大東亜戦争についてどのような評価をするか、アメリカ、ソ連などの所業、などについて、どのような評価をするか、知りたいものだ。

 駒沢大学に入学した萩本欣一氏が出演していた午前中のTV番組を視聴して、様々なことを知り得たが、多くの事柄は昔知り得ていたものであっても高齢のために忘れ果てていたものであった。

 午後2時から10年前に放映されたことがあるという広島への原爆投下に関連するTV番組を視聴した。アメリカでの原爆開発がナチスドイツを叩くために始められたこと、ドイツが敗戦してから日本に原爆を投下することに変更されたこと、アメリカの大統領がトルーマンに変わってからのポツダム宣言後に広島への原爆投下が決行され、一瞬の内に広島が破壊し尽くされたこと、原爆被災者達の映像、などが2時間にわたって放映されたが、原爆投下に関係したアメリカ人が広島に原爆を投下したことについて謝罪をしないと言ったのは、日本の真珠湾攻撃があったから、との言葉を聞いて、人間は殴ったことよりも殴られたことは忘れないんだな~、と思った。

 現在、地球上には数千発の原子爆弾が存在するといわれているが、早く原爆が使用できないようにするためのシステムが構成されることが望まれる。

  原爆の 怖ろしさ知る 夏の午後   徘(徊)人 okinatchi