東京文化会館で、バレエ『三つの愛の物語』を観てきました。
セリフのない、まさに“演劇”。
10数年前(20年近く前?)、シルヴィ・ギエムをはじめてみたときには、抜群の人間離れしたプロポーション、跳躍力、テクニック、いずれも秀逸で、これが100年に1人のバレリーナなんだ~って感嘆はしたけれど、どこか体操選手のよう・・・と感じていた。
確かに母親は体操の先生、バレエを始める前には12歳でオリンピック予選を通るほどの身体能力。
今回は、Aプロ、Bプロ、両方みたけれど、表現力が本当にすばらしかった。29日のAプロが「マルグリットとアルマン」、6日のBプロが「三人姉妹」「田園の出来事」。中でも、「田園の出来事」が最近みたバレエの中でも一番感動した。
視線の一つひとつ、顔の向き、表情、手脚の動きから、
脚本を読まなくても、愛してはいけない人を愛してしまう気持ち、愛さなくてはいけない人を受け容れられない気持ち・・伝わってきた。
重力を感じさせない跳躍も、流れるようでかつキレのあるステップも、手脚の動きに影響を受けない身体の軸の強さも、難易度の高いテクニックもあまりに難なく見えて表現力のほうに目が奪われてしまうのも、
類稀な身体能力の高さと生まれ持ったプロポーション、
それに加えて、
これまで積み重ねられてきたしっかりした基礎、日々のレッスンから。
天は二物を与えず だな、と思いながらも、
仮に与えられていてもそれを実現できない人もいる。
身体能力と技術と日々の蓄積があってこそ実現する、創造性と人に伝える力。自分の思い通りに自分を動かせる力。
Science の上に成り立つ Art ・・・
非日常の舞台をみながら、ふと、
“経営”も同じなんだろうな、と考えてしまっている自分がいて。。。
セリフのない、まさに“演劇”。
10数年前(20年近く前?)、シルヴィ・ギエムをはじめてみたときには、抜群の人間離れしたプロポーション、跳躍力、テクニック、いずれも秀逸で、これが100年に1人のバレリーナなんだ~って感嘆はしたけれど、どこか体操選手のよう・・・と感じていた。
確かに母親は体操の先生、バレエを始める前には12歳でオリンピック予選を通るほどの身体能力。
今回は、Aプロ、Bプロ、両方みたけれど、表現力が本当にすばらしかった。29日のAプロが「マルグリットとアルマン」、6日のBプロが「三人姉妹」「田園の出来事」。中でも、「田園の出来事」が最近みたバレエの中でも一番感動した。
視線の一つひとつ、顔の向き、表情、手脚の動きから、
脚本を読まなくても、愛してはいけない人を愛してしまう気持ち、愛さなくてはいけない人を受け容れられない気持ち・・伝わってきた。
重力を感じさせない跳躍も、流れるようでかつキレのあるステップも、手脚の動きに影響を受けない身体の軸の強さも、難易度の高いテクニックもあまりに難なく見えて表現力のほうに目が奪われてしまうのも、
類稀な身体能力の高さと生まれ持ったプロポーション、
それに加えて、
これまで積み重ねられてきたしっかりした基礎、日々のレッスンから。
天は二物を与えず だな、と思いながらも、
仮に与えられていてもそれを実現できない人もいる。
身体能力と技術と日々の蓄積があってこそ実現する、創造性と人に伝える力。自分の思い通りに自分を動かせる力。
Science の上に成り立つ Art ・・・
非日常の舞台をみながら、ふと、
“経営”も同じなんだろうな、と考えてしまっている自分がいて。。。