やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

映画2015その2

2015-02-27 | 映画

1月4日(日)      「あの夏の子供たち」

 

 自ら命を絶ってしまった父親の死に戸惑いながらも、その悲しみを乗り越えようとする家族の再出発をみずみずしい映像美で紡ぐ人間ドラマ。本作が長編2作目となるミア・ハンセン=ラヴ監督が、尊敬する映画プロデューサーの自殺という経験を基に人生の光と影を繊細に描き、第62回カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員特別賞に輝いた。また、日々映画製作に追われるスタッフの仕事ぶりなど、映画作りの舞台裏を見ることができるのも興味深い。

  監督の処女作「すべてが許される」はカンヌ映画祭で上映され、ルイ・デリュック賞を受賞。二作目の本作にて、カンヌ映画祭≪ある視点≫部門の審査員特別賞を受賞した。

 ラストに流れるドリス・デイの”ケ・セラ・セラ”が印象的でした。季節が繰り返すように、淡々と時は流れていく。

 

1月5日(月)      「100歳の少年と12通の手紙」

      原作本

   10歳の好奇心旺盛な少年オスカー(アミール)は、白血病を患い小児病棟に入院していた。彼は自分の病気について口を濁す両親や医師にいら立ち、特別扱いをされることにも飽き飽きしていた。そんなある日、オスカーは病院に宅配ピザの配達に来ていたローズ(ミシェル・ラロック)と廊下でぶつかり、彼に悪態をつく彼女をひと目で気に入る。

   大晦日までの12日間、1日を10年と考えて過ごし、毎日神様に手紙を書くようにローズに諭される。そして、10代で同じ病棟に入院しているペギーに恋をし、あ20代で彼女と結婚、30代でローズや他の入院中の子供たちを養子にして、40代で夫婦の危機を乗り越えるなど、普通の人生を味わうが……。お涙頂戴の映画とは異なる作品であった。

 フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットのベストセラー小説『神さまとお話しした12通の手紙』をシュミット自ら脚色、監督して映画化した。

1月15日(木)      「やさしい本泥棒」

    原作本

  2次世界大戦前夜の1938年、リーゼル(ソフィー・ネリッセ)は弟に先立たれ、母親とも別々に生活することに。リーゼルは、ミュンヘン近郊で暮らすハンス(ジェフリー・ラッシュ)とローザ(エミリー・ワトソン)夫妻のもとに里子に出される。リーゼルは「墓掘り人の手引き」という本を大事にしていたが、その内容が少女向けでなかったため、ハンスは彼女が字を読めないとわかり……。

 何年か前に原作を読んでいたのでレンタル店で見つけてすぐに借りた。なかなか良い作品でしたが、何とも解せないのはタイトルの”やさしい”です。

1月16日(金)      「チョコレート・ドーナッツ」

 

  1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハンらしト)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれマルコと引き離されてしまう。

 「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画。チラシはマルコで、タイトルは彼の好物! それにしても意外な話の展開に驚く。

 

 1月21日(水)      「親愛なるきみへ」

 

  2週間だけの休暇ではあったが、故郷に帰ってきた軍人のジョン(チャニング・テイタム)は、ある日、海に落ちたバッグを拾ったことがきっかけで、その地を訪れていた大学生サヴァナ(アマンダ・セイフライド)と知り合う。ほどなく彼らは深く愛し合うが、サヴァナは大学、ジョンは任地へ戻らなければならなかった。その後、手紙で連絡を取り合っていた彼らに、アメリカ同時多発テロが起こり……。

 ニコラス・スパークスの『きみを想う夜空に』が原作で、監督がラッセ・ハルストレムであることで見ることにした。スパークス作品では最高の興行だという。

 

1月23日(金)      「釣りキチ三平」

 

 かつて「週刊少年マガジン」の看板作品として人気を博し、今も根強い支持を受けている矢口高雄原作の人気作が誕生から35年の時を経てついに映画化。釣り名人を目指して日々成長を続けていく少年・三平が“夜泣谷の巨大魚“の伝説に挑む!若き実力派俳優・須賀健太が三平に扮するほか、塚本高史、香椎由宇、渡瀬恒彦ら豪華共演陣が顔を揃える。

  数年前、秋田(鳥海山)から岩手(焼石岳)への移動でR342からR397に進んでる途中に看板が目に入る。映画のロケ地の天正の滝でした。実際に滝まで行ってみた。そして、いつか映画が見れたらと思っていた。

 

1月25日(日)      「悪人」 

  

 若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。



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