こうすけのPetit Jardin

平凡な社会人が幸せを追い求めて日々あがく

【映画】花のあと

2010年05月04日 03時11分38秒 | 作品感想
今回は映画『花のあと』を紹介します。

女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登(北川景子)は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋心を抱く。しかし、以登、孫四郎ともに決まったいいなずけがおり、以登はひそかな思いを断ち切って江戸に留学中のいいなずけの帰りを待ち続ける。数か月後、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る・・・

『蝉しぐれ』『武士の一分(いちぶん)』など数々の時代劇作品の原作者として知られる藤沢周平の同名短編小説を、

『青い鳥』の中西健二監督が映画化。

江戸時代の東北を舞台に、ひそかに思いを寄せていた武士が自害したことを知り、その原因となった相手に敵討ちを果たそうとする女性の姿を描く。

剣の達人であるヒロインを時代劇初挑戦となる北川景子が熱演し、見事な殺陣を披露。

彼女が恋心を抱く剣士にバレエダンサーの宮尾俊太郎がふんするほか、甲本雅裕、市川亀治郎、國村隼ら実力派が脇を固める。

はじめはキャラクターの表情ま乏しく淡々と話が進んでいくが孫四郎と以登が竹刀を交えるシーンでは

BGMや派手なカメラワークがされているわけでもないのだが

その迫力に思わず息をのんでしまうほど。

以登の許嫁の才助も体たらくに見せておいて終盤でのかなりのキレ者ぶりにいい意味で予想を裏切られた。

そしてこの物語の最大の特徴は何と言っても後味の良さであろう。とても清々しい。

桜のシーンに始まり、同じ桜のシーンで終わることによって

以登のこの一年間での成長、物語の余韻を引き立たせている。

公開が3月だったのでもうほとんどの映画館で上映が終わってしまったが

皆さんにも今すぐ映画館でこの余韻を味わっていただきたい。


参考までに

・スタッフ
監督: 中西健二
製作: 川城和実、尾越浩文、亀山慶二、遠藤義明
企画: 小滝祥平、梅澤道彦
原作: 藤沢周平
脚本: 長谷川康夫、飯田健三郎
撮影: 喜久村徳章
美術: 金田克美
編集: 奥原好幸
音楽: 武部聡志
主題歌: 一青窈
製作国: 2010年日本映画
上映時間: 107分
配給: 東映

・キャスト
以登:北川景子
片桐才助:甲本雅裕
江口孫四郎:宮尾俊太郎
郁:相築あきこ
津勢:佐藤めぐみ
藤井勘解由:市川亀治郎
加世:伊藤歩
永井宗庵:柄本明
寺井甚左衛門:國村隼
語り:藤村志保

【映画】アリス・イン・ワンダーランド

2010年05月02日 23時33分26秒 | 作品感想
今回はアリス・イン・ワンダーランドを紹介します。

ティム・バートン監督がルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」を元にアリスの新たな冒険を描くファンタジー大作。

19歳に成長したアリスは、幼い日に地下世界を冒険したことを忘れていたが、ある日、洋服を着た白ウサギを目撃し、その後を追って再び地下世界へ。

するとそこは独善的な赤の女王に支配されていて……。とまぁ概要はこんな感じ。

19歳というのは人生の進路に悩む重要な時期。

不安に屈することなく自分の進むべき道をアリスがどう見つけ出していくのか

これがワンダーランドと現実世界のテーマになっていた。

誰だって子供のころは何もかもがキラキラ輝いて見えるもの

しかし大人になって現実が見えてくると非現実的なものは奇妙にしか見えない

そういう意味で今回の『アリス』は世界は同じだが見え方が違う

そうした違いを楽しみながら観るのが一つポイントがと思う。

そしてこの作品の見どころは何と言ってもキャラクタ―だろう。

マッドハッター、赤の女王などとても個性的なキャラクターたちが多く出てくるが

彼ら(彼女ら)は中身は「喜び」、「怒り」、「悲しみ」をド派手に表現していて

ある意味人間以上に人間味溢れるキャラクターなのかもしれない。とても愛着が湧いてくる。

話題な作品だけに皆さんもこの連休中にぜひ映画館に足を運んでいただきたい。


印象に残ったセリフ:「お前はまともじゃない。でも、偉大な人はみんなそうだ。」

参考までに

・スタッフ

監督: ティム・バートン
製作: ティム・バートン、リチャード・D・ザナック、ジョー・ロス、スザンヌ・トッド、ジェニファー・トッド
製作総指揮: クリス・レベンゾン
脚本: リンダ・ウールバートン
原作: ルイス・キャロル
撮影: ダリウス・ウォルスキー
美術: ロバート・ストロンバーグ
編集: クリス・レベンゾン
音楽: ダニー・エルフマン
製作国: 2010年アメリカ映画
上映時間: 109分
上映方式: 2D/3D
配給: ディズニー

・キャスト
アリス・キングスレー:ミア・ワシコウスカ(安藤瞳)
いかれ帽子屋 (マッド・ハッター):ジョニー・デップ(平田広明)
赤の女王:ヘレナ・ボナム=カーター(朴璐美)
白の女王:アン・ハサウェイ(深田恭子)
芋虫 (アブソレム):アラン・リックマン(土師孝也)
白ウサギ:マイケル・シーン(塩屋浩三)
チェシャ猫:スティーヴン・フライ(茶風林)
ジャバウォック:クリストファー・リー
三月ウサギ:ポール・ホワイトハウス(大川透)
ヤマネ:バーバラ・ウィンザー(京田尚子)
ハートのジャック:クリスピン・グローヴァー(藤原啓治)
トウィードルダム,トウィードルディー:マット・ルーカス(小形満)
ドードー鳥:マイケル・ガフ
長身の薔薇:イメルダ・スタウントン
チャールズ・キングスレー:マートン・チョーカシュ(てらそままさき)
アスコット卿:ティム・ピゴット=スミス(有川博)
ヘイミッシュ・アスコット:レオ・ビル

【映画】パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

2010年04月14日 23時19分56秒 | 作品感想
アメリカでベストセラーとなった児童文学「パーシー・ジャクソン」シリーズを、

「ハリー・ポッター」シリーズの第一弾と第二弾でメガホンを取った

クリス・コロンバス監督が映画化した奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。

神と人間のハーフである少年がたどる冒険の旅を描く。主人公のパーシーを演じるのは、

『3時10分、決断のとき』でクリスチャン・ベイルの息子を演じたローガン・ラーマン。

ギリシャ神話に登場する神や怪物にふんする、ピアース・ブロスナンやロザリオ・ドーソンにも注目したいところ。

ギリシャ神話を扱ってる割には内容は難しくなく、子供が見ても理解できるものになっている。

CGなども全体を通して綺麗でそこら辺はアメリカ映画の凄さを感じた。

ただ子供でも分かる内容にしたためか、大人が見ると物足りなさを感じる。

感情などの切り替わりに流れがなく、突っ込みどころが多かったのが残念だ。


参考までに

・スタッフ

監督: クリス・コロンバス
製作: カレン・ローゼンフェルト、クリス・コロンバス、マイケル・バーナサン、マーク・ラドクリフ
製作総指揮: トーマス・M・ハメル、グレッグ・ムーラディアン、ガイ・オゼアリー、マーク・モーガン
原作: リック・リオーダン
脚本: クレイグ・ティトリー
撮影: スティーブン・ゴールドブラット
美術: ハワード・カミングス
編集: ピーター・ホーネス
音楽: クリストファー・ベック
製作国: 2010年アメリカ映画
上映時間: 2時間1分
配給: 20世紀フォックス映画

・キャスト
パーシー・ジャクソン:ローガン・ラーマン(吹き替え:宮野真守)
グローバー・アンダーウッド:ブランドン・T・ジャクソン(林勇)
アナベス・チェイス:アレクサンドラ・ダダリオ(小笠原亜里沙)
ルーク・キャステラン:ジェイク・アベル(野島健児)
ペルセポネー:ロザリオ・ドーソン(斎藤恵理)
ハデス:スティーヴ・クーガン(大塚芳忠)
メデューサ:ユマ・サーマン(木村佳乃)
サリー・ジャクソン:キャサリン・キーナー
ケイローン:ピアース・ブロスナン(大塚明夫)
ポセイドン:ケヴィン・マクキッド(小杉十郎太)
アテナ:メリーナ・カナカレデス(佐々木優子)
ヘルメス:ディラン・ニール
シェルラン・シモンズ
ゼウス:ショーン・ビーン(玄田哲章)

【映画】シャッター・アイランド

2010年04月10日 23時15分39秒 | 作品感想
昨日はシャッター・アイランド観てきました

この作品は

「ミスティック・リバー」のデニス・ルヘイン原作の同名小説を

マーティン・スコセッシ監督&レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したもの。

単行本が出版されたとき、最終章が袋とじにされたことも話題となった作品だ。

2月19日に全米公開し、堂々の興収NO.1を獲得!コンビ史上最高のオープニング興収を記録した。

感想から述べると面白かった。

予告編であまり多くを語らず内容を隠すことで

気になってしまい劇場に足を運んだ方も多いのではないでしょうか。

そういった意味で予告の見せ方のうまさも素晴らしい。

そして何より映画の冒頭で物語に入りこませるための

ちょっとした工夫も見事だった。

ネタバレ禁止なので内容を語ることはできないが

気になった人は映画館に足を運んで損はないと思います。


参考までに

・スタッフ
原題: Shutter Island
監督: マーティン・スコセッシ
製作: マイク・メダボイ、アーノルド・メッサー、ブラッドリー・J・フィッシャー、マーティン・スコセッシ
製作総指揮: クリス・ブリガム、レータ・カログリディス、デニス・ルヘイン、ルイス・フィリップス
原作: デニス・ルヘイン
脚本: レータ・カログリディス
撮影: ロバート・リチャードソン
美術: ダンテ・フェレッティ
編集: セルマ・スクリーンメイカー
音楽: ロビー・ロバートソン
製作国: 2010年アメリカ映画
上映時間: 2時間18分
配給: パラマウント

・キャスト
テディ・ダニエルズ:レオナルド・ディカプリオ
チャック・オール:マーク・ラファロ
ジョン・コーリー:ベン・キングスレー
ドロレス・シャナル:ミシェル・ウィリアムズ
レイチェル・ソランド:エミリー・モーティマー
ジェレミア・ニアリング:マックス・フォン・シドー
ゲオルク・ノイス:ジャッキー・アール・ヘイリー
アンドリュー・リーディス:イライアス・コティーズ
エセル・バートン:パトリシア・クラークソン

【映画】ソラニン

2010年04月09日 16時48分34秒 | 作品感想
6日にソラニン観てきました。

更新遅れてすいません。。

ソラニンは

累計70万部を突破した浅野いにおの人気コミックを、宮崎あおい主演で映画化した青春ドラマ。

音楽で成功する夢を諦めきれずにフリーター生活を送る彼氏・種田と暮らす芽衣子は、

OL2年目で突然会社を辞めてしまう。

不安定な生活を2人で支え合いながら、種田は「ソラニン」という曲を書き上げ、

レコード会社に持ち込むが……。

共演に高良健吾、桐谷健太、ロックバンド「サンボマスター」の近藤洋一ほか。

監督は多数のミュージックビデオを手掛け、本作が長編劇映画デビューとなる三木孝浩。


正直言って普通でした。いや、むしろ残念か。。

イマイチだった原因は宣伝のしすぎにあると思う。

ある程度展開がわかってしまい感動があまりなかった。

なぜソラニンというタイトルなのかの説明もなく淡々と進んでいった感じであった。

しかし相変わらず宮崎あおいの演技は素晴らしい。

他の役者の演技もうまかっただけに

ただただ残念である。


参考までに

・スタッフ
監督: 三木孝浩


1974年生まれ。早稲田大学卒業後、1998年にソニー・ミュージックに入社し、ZONE、ORANGE RANGE、YUI、K、UVERworldなど数多くの人気アーティストのプロモーションビデオやライブ映像を手掛ける。2005年にはMTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN2005で最優秀ビデオ賞を受賞した(ORANGE RANGE「花」)。2006年、ソニー・ミュージックを退社独立し、スターダスト音楽出版と専属マネジメント契約を交わす。ショートフィルム「It’s so quiet.」やWOWOWショートドラマ「藤子・F・不二雄のパラレル・ワールド」内の「あいつのタイムマシン」を演出する。本作で劇場用長編映画の初メガホンをとった、今後の活躍に期待が集まる映像作家である。

エグゼクティブ・プロデューサー: 豊島雅郎
プロデューサー: 今村景子、田中美幸、久保田修
スーパーバイジング・プロデューサー: 小川真司
原作: 浅野いにお

1980年生まれ。高校時代から「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)への原稿持ち込みを始め、1998年に同誌増刊「Manpuku!」にてギャグ漫画でデビューを果たす。2001年に「サンデーGX」(小学館)で読み切り連作シリーズ「素晴らしい世界」を開始し、単行本がロングセラーを記録。一躍、注目を集める存在に。2005年から2006年にかけ、「ヤングサンデー」(小学館)で「ソラニン」を連載。単行本全2巻は、2009年12月の時点で累計60万部を突破した。「ソラニン」終了後の2007年には「おやすみプンプン」を連載開始し、「スピリッツ」(小学館)への移籍を経て現在に至る。
脚本: 高橋泉
撮影: 近藤龍人
美術: 磯田典宏
編集: 上野聡一
音楽: ent
製作国: 2010年日本映画
上映時間: 2時間6分
配給: アスミック・エース


・キャスト
井上芽衣子:宮崎あおい

1985年生まれ。カンヌ国際映画祭にも出品された青山真治監督の『EUREKA ユリイカ』(2000)、『害虫』(2002)で存在感を発揮し、一躍若手実力派女優の仲間入りを果たし、大河ドラマ「篤姫」の主演で国民的人気を獲得。主な出演作に『NANA』(2005)、映画『少年メリケンサック』(2008)などがある。
種田成男:高良健吾
1987年生まれ。『ハリヨの夏』(2006)で映画デビュー後、廣木隆一監督の『M』(2006)、蜷川幸雄監督の『蛇にピアス』(2008)など個性派監督の作品に意欲的に出演。主な出演作に『フィッシュストーリー』(2009)、『ハゲタカ』(2009)、『南極料理人』(2009)など。2010年は本作をはじめ、『ノルウェイの森』(2010)ほか数本の出演作が相次いで公開される。
山田二郎(ビリー):桐谷健太
1980年生まれ。テレビ、映画などで活躍する若手実力派俳優。榊英雄が長編映画で初メガホンをとった『GROW 愚郎』(2007)で映画初主演。『クローズZERO II』(2009)、『ROOKIES -卒業-』(2009)で披露した熱血演技で若い世代を中心にブレイクを果たす。最近では「流星の絆」「JIN-仁-」といった高視聴率ドラマにも出演。2009年1月には初の舞台「恋と革命」で主演を務めた。
加藤賢一:近藤洋一(サンボマスター)
1977年生まれ。2000年に山口隆、木内泰史とサンボマスターを結成し、ベースとコーラスを担当。2003年にメジャーデビュー後、アルバム、シングルを定期的にリリースし、全国ツアーや対バン、大型フェス出演などライブ活動も精力的に展開。今回、本業と同じベーシスト役で俳優に初挑戦し、味のある演技とプロならではのベース演奏を披露している。
小谷アイ:伊藤歩
1980年生まれ。16歳で出演した岩井俊二監督の『スワロウテイル』(1996)での演技が高く評価された後、国内外から出演オファーが殺到。新藤兼人監督の『ふくろう』(2003)、中国映画『呉清源 極みの棋譜』(2006)など数々の話題作に出演している。本作での共演をきっかけに、サンボマスターの「世界をかえさせておくれよ」にゲストボーカルとして参加。
冴木隆太郎:ARATA
1974年生まれ。俳優業と並行し、ブランド「ELNEST CREATIVE ACTIVITY」のデザイナーを務める。是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』(1999)で映画初主演を果たした後、『ピンポン』(2002)、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』(2007)、『空気人形』(2009)など国内外で注目を浴びる作品に多数出演。テレビドラマ、舞台などでも幅広く活躍する。
大橋:永山絢斗
1989年生まれ。テレビドラマ「おじいさん先生熱闘篇」で俳優デビュー後、ドラマ「パズル」「恋空」などに出演。新垣結衣が主演する『フレフレ少女』(2008)で映画デビューを飾った。その後、ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の『罪とか罰とか』(2008)に出演。2010年初夏には初めての主演作『ソフトボーイ』の公開が控える、注目の若手俳優である。
鮎川律子:岩田さゆり
芽衣子の母:美保純
種田の父:財津和夫

【映画】誰かが私にキスをした

2010年04月03日 20時24分39秒 | 作品感想
『誰かが私にキスをした』を観てきました。

内容は

東京のインターナショナルスクールに通うナオミは階段から落ちたショックで記憶を失う。おぼろげに誰かとキスをした覚えがあるものの、それが誰なのか分からぬまま、影のある先輩ユウジ、優しい同級生のミライ、恋人の米国人エースの3人の間で揺れる。

というもの

第18回東京国際映画祭審査員特別賞を受賞した「カンバセーションズ」の

ハンス・カノーザ監督が、堀北真希を主演に描くラブストーリーである。

この作品のキーワードは「共通点」。

主人公ナオミが彼氏との繋がりを互いの共通点に見出している様が

とてもリアルな恋愛観だなた感じた。

ただそのリアルな恋愛を2時間少々で表現するにはさすがに無理がある。

話自体がわかりにくくなってしまっているのが残念でならない。

また監督がアメリカ人ということもあり

相手を皮肉るジョークが度々出てくるのもこの作品の特徴といえるだろう。



参考までに

・スタッフ
原作 - ガブリエル・ゼヴィン
監督 - ハンス・カノーザ
脚本 - ガブリエル・ゼヴィン



・キャスト
Naomi Sukuse - 堀北真希
Yuji Miwa - 松山ケンイチ
Mirai Hasegawa - 手越祐也
Ace Zuckerman - アントン・イェルチン
Seiko Hospital Receptionist - 桐島かれん
Alice Leeds - エマ・ロバーツ
Yumi - 桐谷美玲
Mrs. Hasegawa - 清水美沙
Goro Sukuse - 渡部篤郎

【映画】ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

2010年03月27日 21時06分02秒 | 作品感想
昨日またまたまた映画観てきました。

現実逃避です、はい。

今回紹介するのは『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』。

原作は甲斐谷忍による漫画『LIAR GAME』。

映画ではドラマの続き、決勝戦から始まりました。

内容は原作と違い完全オリジナルだったが

ものすごくきれいにまとまっていて正直びっくりした。

決勝戦開始までが余計なくだりがなく、非常にテンポよく進み

映画という時間の少ない中で「LIAR GAME」の戦いに重点を置いたことで

内容の濃いものになったと思う。

サウンドも中田ヤスタカの独特の世界観がライアーゲームの世界に

見事にマッチしていた。

流れ的には

ゲーム序盤では福永役の鈴木浩介のコミカルな演技が

相変わらずいい味をだしている。かなり笑えました。

終盤にかけては次々と変化する状況、先の読めない展開にハラハラ、、

決勝戦のラストの結末は途中からある程度予想ができたものの

いざそのシーンになるとまさかの涙。。

まさかこの映画で感動泣きをするとは思いませんでした。

ぜひみなさんも観てみてください。

ドラマ観ていなかった方も

まだ間に合います!

ツタヤへGO!!

印象に残ったセリフ:「あなたたちは勝ったのではないですか?人間の欲望に」

参考までに

・スタッフ

監督: 松山博昭
製作: 亀山千広、鳥嶋和彦、鳥谷能成
プロデュース: 宮川朋之、瀬田裕幸、古郡真也
原作: 甲斐谷忍
脚本: 黒岩勉、岡田道尚
撮影: 宮田伸
美術: 関口保幸
音楽: 中田ヤスタカ
製作国: 2010年日本映画
上映時間: 2時間13分
配給: 東宝


・キャスト

戸田恵梨香(神崎直)
松田翔太(秋山深一)
田辺誠一(仙道アラタ)
鈴木浩介[役者](福永ユウジ)
荒川良々(西田二郎)
濱田マリ(坂巻マイ)
和田聰宏(江藤光一)
関めぐみ(武田ユキナ)
秋本祐希(百瀬ノリカ)
永山絢斗(久慈サトシ)
鈴木一真(ヨコヤノリヒコ)
松村雄基(五十嵐衛)
吉瀬美智子(エリー)
渡辺いっけい(谷村光男)


【映画】ダレン・シャン

2010年03月26日 11時47分21秒 | 作品感想
昨日またまた映画観てきました

今回紹介するのは『ダレン・シャン』

あらすじは

成績優秀で女子にもモテモテの少年・ダレン・シャンは、巨大な毒グモに噛まれた親友を救うためにバンパイアと取引し、半バンパイア人間となってしまう。家を出たダレンは奇妙なサーカス団に身を寄せ、雑用をこなしながらバンパイアの修行に励む

というもの。

原作は同名の作家ダレン・シャンによる世界中にファンを持つダーク・ファンタジー小説シリーズである。

少年が未知の世界で成長するという王道的要素と、

ポール・ワイツ監督による独特の映像表現を組み合わせ、

テンポのよいアドベンチャー作品となった

ただ、ファンタジーにしてはそこまで迫力がなく、先の読めるストーリー展開、

BGMもそこまで力が入っているとは思えなかったのが残念。

「物事は良い事と悪い事の2つにはっきりと分けられない」

大人になるとわかるその道徳の曖昧さを

この物語では主人公ダレンの家族からの自立、大人への成長を通じて表現している。

きっとその部分に胸打たれたファンが多いのではないだろうか。


個人的に気に入ったセリフ:ヴァンパイアになっても心を失わなければ人間でいられる」



参考までに

監督: ポール・ワイツ
製作: ローレン・シュラー・ドナー、ポール・ワイツ、ユアン・レスリー、アンドリュー・ミアノ
製作総指揮: コートニー・プレジャー、サラ・ラドクリフ、ダン・コルスラッド、ケリー・コハンスキー
原作: ダレン・シャン
脚本: ポール・ワイツ、ブライアン・ヘルゲランド
撮影: ジェームズ・ミューロー
美術: ウィリアム・アーノルド
編集: レスリー・ジョーンズ
音楽: スティーブン・トラスク
製作国: 2009年アメリカ映画
上映時間: 1時間49分
配給: 東宝東和


ダレン・シャン:クリス・マッソグリア(日本語吹き替え:山本裕典)
スティーブ・レナード:ジョシュ・ハッチャーソン(日本語吹き替え:浪川大輔)
ラーテン・クレプスリー:ジョン・C・ライリー(日本語吹き替え:内田直哉)
デスモンド・タイニー:マイケル・セルベリス(日本語吹き替え:銀河万丈)
ミスター・トール:渡辺謙※日本語吹き替えも本人が担当している。
トラスカ:サルマ・ハエック(日本語吹き替え:LiLiCo)
エブラ・フォン:パトリック・フュジット(日本語吹き替え:高橋広樹)
ウルフマン:トム・ウッドラフ・ジュニア
コーマック・リムズ:ジェーン・クラコフスキー
アレクサンダー・リブズ:オーランド・ジョーンズ
ラムス・ツーベリーズ:フランキー・フェイゾン
ガーサ・ティース:クリステン・スカール
ガブナー・パール:ウィレム・デフォー(日本語吹き替え:山路和弘)
マーロック:レイ・スティーヴンソン(日本語吹き替え:藤真秀)
アニー・シャン:モーガン・セイラー
レベッカ:ジェシカ・カールソン(日本語吹き替え:新野美知)


【映画】シャーロック・ホームズ

2010年03月24日 16時43分11秒 | 作品感想
私はドラマや映画が大好きで、日々たくさん観ているんですがね

観ておしまい というのも味気ないので

これから先

観た作品をブログで紹介していこうと思います


さっそくですが

昨日、映画『シャーロック・ホームズ』観てきました。

ホームズの超人的な観察力、記憶力、推理力を備えた最高の頭脳に加えて

本作ではガイ・リッチー監督の手により

コメディーやアクションが加わってまったくの新しいものになっており

原作の読んだことのない私にも楽しめる作品でした。

ゴールデン・グローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)の主演男優賞を受賞したロバート・ダウニー・Jr

また『ホリデイ』のジュード・ロウが、かつてない人間味に溢れた魅力的なワトソンを演じています。

ただ逆に今までのホームズが好きな人にとっては

まったく別の作品なのでイマイチかもしれません。

一応推理モノだけあってセットの隅々まで凝った作りになっていて引き込まれました。

ただ残念なのは型にハマりすぎていること。

どうして海外の映画のラストシーンはいつも高い場所でのアクションなのでしょうか…

まぁ総じてコメディーやアクションシーンのスピード感があって

飽きない作りになっていたと思います。続編に期待!


参考までに

・スタッフ
ガイ・リッチー[監督]
英ロンドン出身。ミュージック・ビデオやCMの演出を経て、95年に短編映画『TheHard Case』、98年に『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』で長編映画デビューを果たした。ブラッド・ピットを主演に迎えた『スナッチ』(00)ジェラルド・バトラー主演の『ロックンローラ』(08)などを送り出し、ユニークな作風で多くのコアファンを持つ。また、映画以外でも、BMWの人気CMシリーズ「The Hire」の演出、08年カンヌ国際広告祭で金獅子賞を獲得したナイキとのコラボ作、短編「Take It tothe Next Level」などを手がけている。

マイケル・ロバート・ジョンソン[脚本/原案]
アンソニー・ペッカム[脚本]
サイモン・キンバーグ[脚本]
ライオネル・ウィグラム[原案/製作]
ジョエル・シルバー[製作]
スーザン・ダウニー[製作]
ダン・リン[製作]
マイケル・タドロス[製作総指揮]
ブルース・バーマン[製作総指揮]
スティーブ・クラーク=ホール[共同製作]
フィリップ・ルスロー[撮影]
サラ・グリーンウッド[美術]
ジェイムズ・ハーバート[編集]
ジェニー・ビーバン[衣装]
ハンス・ジマー[音楽]


・キャスト

シャーロック・ホームズ : ロバート・ダウニー・Jr
本作でゴールデン・グローブ賞を獲得したほか、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『アイアンマン』(共に08年)などヒット作を次々と送り出している。

ジョン・ワトソン医師 : ジュード・ロウ
英ロンドン出身、アカデミー賞(R)にノミネートされた『リプリー』(99)で国際的な注目を集めた。その美貌にも注目が集まり、舞台・映画と幅広く活躍している。

アイリーン・アドラー : レイチェル・マクアダムス
04年に出演した『ミーン・ガールズ』『きみに読む物語』がヒット。スリラー系からロマンティックな作品まで幅広く出演し、今もっとも注目される女優のひとり。

ブラックウッド卿 : マーク・ストロング
英TV界ではすっかりおなじみの顔で、ガイ・リッチー監督とは、『リボルバー』(05)、『ロックンローラ』(08)に続き、本作で3回目のコラボレーションとなる。