独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

001-『ブログを開設します』

2005年12月08日 | [案内]

初めて開設するブログの表題をいろいろ考えた末に

『老鷲の青春』

と決めました

私は人生の大半を戦闘機の操縦に、それも危険性の高い試験飛行に従事してきました。

平成11年3月(満63歳)、何の事故も起こすことなく無事に三菱重工を退職し、戦闘機のテストパイロットとして過ごしてきた約40年の飛行機人生を修了することができました。
それからは週休7日・日常休暇の身分になりました。
毎日いつでも見上げることができる身近だったこの大空に自分の手で操縦桿を操作し、
左手のスロットルでアフターバーナーを焚きながら二度と再び飛び上がることはできません
何とも寂しい気持ちです
空を雄大に飛べた大鷲も羽を失ったら ヤンバルクイナか 鶏と同じで地上を這い回るしかできません
私にとっても同じです


退職のその日から私の老後生活がスタートしました
これからは人生の終焉に向かって兎に角歩いて行くだけです
それが何時くるのか全く判りません
明日なのか、10年後なのか、20年後なのか、もっと先なのか、一切判りません
永いのか短いのか到達点の判らない期間を如何に過ごすかで今後の人生は大きくかわります
だったら羽を失い、老いて二度と飛び上がることができなくても
これからの人生を [ウオーキングとパソコン] を主たる趣味として気持ちを若く、身体を健康に維持して、
かって雄大に大空を飛んだ若鷲のように何時までも人生を青春で活きたいのです





[青春とは] 一体何だろうか
サミュエル・ウルマンの上記 「青春の詩」 が明快にその回答を与えてくれています


昭和20年8月15日、第2次世界大戦(大東亜戦争)は日本の敗戦で終末を迎えました
その後 9月27日、昭和天皇が占領軍総司令部(日比谷)にマッカーサー元帥を訪問され、
初めて民間人の彼と肩を並べてのツーショット写真が撮られ一般に公開されました
その時二人の後方の壁に掛かっていたのがこの詩で、
サミュエル・ウルマンの 「青春の詩」(英語) だったのです

最後に今日はくしくも大詔奉戴日でした  頑張ります

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