筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と生きて

十歳で小児筋痛性脳脊髄炎/小児慢性疲労症候群を発症。病と共に生きて来た記録。

悪化

2022-02-05 22:00:19 | 闘病記
病気の本当の正体が判らないまま新年が明け、3学期が始まりました。
発病から1ヶ月半ほどが経過し、その間無理に無理を重ねた私の体は益々状態が悪くなっていました。

そして新学期が始まって程なくして、ついに学校に行くこともできなくなってしまいました。
それまで限界を超えてあまりに辛い時間を沢山過ごしてしまった為、もうこれ以上あんな辛い思いはしたくないと、心も折れてしまったのです。

その頃の私は、食事も横になったままでないと摂れず、家族が無理にお風呂に入れるとそのままお湯の中に沈んでいくような有様だったそうです。
親は私が重症筋無力症か何かになったのではないかと疑うほど、私の体からは筋力が失われていました。
ほんの2ヶ月ほど前まで普通に健康な子供達と同じように生活をしていたのに、私は あっという間に寝たきりになってしまいました。