ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆11/12

スラエルは空爆をガザ中部に再度、拡大した。ガザ北部の「包囲・食料遮断による飢餓・閉じ込めての空爆・砲撃・病院閉鎖」などの虐殺攻撃は現在も続いている。イスラエルはガザ北部からパレスチナ人を追放・殲滅し、入植地拡大=併合の意図を隠していない。このやり方をガザ全土に拡大しようとしているのではないか。ジェノサイドも民浄化も強化されている。ガザ北部の三つしかない病院も機能停止だ。
イスラエル軍による食料支援物資の搬入阻止に、国連さえも飢餓の可能性を訴えている。可能性ではない。飢餓はすでに現実になっている。
米国はこの現状のどこを指して、人道状況が改善したなどと言うのか。バイデン政権のガザ政策を批判し、支持を拒否した民主党パレスチナ人国会議員の決断も踏みにじられている。米国がイスラエルへの軍事費支援を凍結するという一言で停戦は成立する。バイデンも、ハリスもトランプも同じ穴の狢だ。
サウジ皇太子がイスラエルのジェノサイドに抗議した。しかし、抗議の声は遠い昔に、ガザ攻撃が始まった時に、いやそれ以前に上げるべきであった。今、サウジアラビアに問われているのは、直ちに停戦で合意しなければ、原油輸出をストップする決断ではないのか。少なくとも日本は本気で停戦に走り回らなければならなくなる。ガザの人々に、パレスチナの人々に、「兄弟」と呼び掛けるのであれば、行動こそその証ではないのか。
イスラエルのセブン・アイの全店が閉店した。BDS運動の成果だと言える。これに満足してはいけない。ガザの人々が私たちに求めているのは、ガザへの注目と関心であり、即時の停戦の実現だと思う。復興のプランや、イスラエルと繋がる企業への抗議は、停戦が成立した後でも遅くはない。今は、直ちに、すぐ停戦を求める国際的な声と行動だと思う。

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