ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

停戦求めイスラエルで数十万人のデモが二日目に 2日のゼネストで一時国が停止状態に

◆◆9/3記事◆◆

 

◆9/3(火) イスラエルでゼネスト、停戦交渉進めぬ政府に怒り(CNN)
 イスラエルで2日、 停戦と人質解放交渉の進展が見えないなか、政府に対する怒りを表明してゼネストが実施され、国が停止状態に陥った。テルアビブ・ベングリオン国際空港では、2日午前8時から2時間あまりにわたり、航空便の発着が停止した。その後、運航は再開している。ゼネストは昨年3月、ネタニヤフ政権の司法制度改革批判以来の大規模なもの。今回のゼネストは現地時間午後2時半に裁判所の指示を受けて終了した。1日に複数の都市で、50万人が参加した大規模なデモ活動は2日目に入り、デモには数十万人が参加した。人質6人の遺体が収容され、国民の間では不満が募っている。人質の家族や支援者は、ネタニヤフ氏が交渉の妥結を妨げているとして批判している今回の衝突が始まって以降、最も大規模な全土に広がった抗議デモだ。労働組合「ヒスタドルート」は、2日のデモにも数十万人が参加し、テルアビブでは7人のデモ参加者が逮捕された。100人あまりの人質が拘束され、そのうちの35人は死亡したと考えられている。

◆9/3(火) イスラエル首相への批判高まる デモにゼネスト、米も不信感 英は武器輸出許可を一部停止(産経新聞)
 英国は2日、国際人道法違反の軍事行動のリスクがあるとイスラエルへの武器輸出許を一部停止することを決めた。約350件の武器輸出許可のうち約30件が停止される。

◆9/3(火) ガザ境界の部隊駐留主張 国際圧力を警戒 イスラエル首相(時事通信)
 ネタニヤフ氏は、一度回廊から部隊を撤退させれば、武器などが搬入され、国際社会の圧力で再配備が困難だと説明した。 イスラエル治安当局は、一時的に撤退しても必要に応じ部隊を展開できると指摘している

◆9/3(火) ガザ地区ポリオワクチン接種計画、目標上回り順調に推移=WHO(ロイター)
 世界保健機関(WHO)はガザでのポリオワクチンを目標を上回って10歳未満の子どもの約4分の1に対して接種を行った。「(地域を限定した)人道的な戦闘一時休止は今のところ機能しており、なお10日ある」。


◆ひかるの呟き◆
8月24日以来、「ガザ・パレスチナとともに生きる 白杖記」が停止しました。体調不良が重なり、入院・手術で28日に退院しました。体調と付き合いながらの再開です。
イスラエルでの数十万人規模のデモ、ゼネストに噴き出した停戦合意で人質救出を求める声と行動にネタニヤフは拒否。政治的思惑や気持ちのずれはあっても、即刻停戦の願いは同じだ。 ガザに家族をもち、日本で闘病中のマッスーシーのママが指摘する。ポリオワクチン接種で子供たちをポリオ感染の危険から救っても、その後に、イスラエルの攻撃で殺されるかもしれない。この矛盾にどう向き合うのかが、私達には問われている。

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