◆◆11/13記事◆◆
◆11/13(水) イスラエル、ガザへの支援物資増の米要求を満たさず 国連現地機関が指摘(BC News)
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は12日、アメリカがイスラエルに求めたガザへの支援物資の搬入の増加を、期限までにイスラエルが実行しなかったとした。ブリンケン国務長官はイスラエルに対して11月12日までに、毎日最低350台のトラックがガザに入るのを許可するよう求めていた。イスラエル占領地政府活動調整官組織(COGAT)は12日朝、新たにキスフィム検問所を開放した。国連によると、ガザに運び込まれる支援物資の量は最低で、過去1カ月ガザ北部に物資がほとんど搬入されておらず、飢餓の恐れが迫っている。過去1カ月間にガザに入ったトラックの台数は、1日平均40台強(国連人道問題調整事務所OCHA)イスラエルは、ガザへの支援物資の量を大幅に増やしたと主張し、OCHAのデータは不正確で、物資は搬入したが配布されず、境界のガザ側には、支援物資の荷物が何百ケースも滞留し、引き取りを待っており、支援物資を運ぶトラックの一部は、武装した人々に略奪されている。国連は支援物資の安全で円滑な運搬は、占領しているイスラエルが責任をもつべきだ。イスラエルの軍事行動で支援物資の配布はできない。ガザでの死や破壊の多くは、アメリカ製の武器によって引き起こされてきた。バイデン米大統領の任期が残り少なくなり、武器の供給を打ち切ることはない。
◆11/13(水) 新たな“イスラエル人人質”の映像 ハマスと連帯する武装勢力が公開 「食料など不足」(テレビ朝日) )
イスラム聖戦が13日、人質のロシア系イスラエル人、アレクサンドル・トルファノフさん(28)が「食べ物、飲み物、電気が不足している。石鹸やシャンプーなど必需品も減り、皮膚病になった。我々を解放するはずの軍事作戦のために私の命は危険にさらされている」と訴える映像を公開した。トルファノフさんは去年10月にガザ近くのキブツから母親らとともに連れ去られ、母親らは去年11月に解放された。人質家族らの団体は「この映像は人質返還の緊急性を浮き彫りにしている。冬が近付くなか、1年以上も恐ろしい状況にさらされてきた人質らは命を失うリスクが高まっている」として、一刻も早い救出を訴えた。
◆11/13(水) ネタニヤフ首相、イランの再報復攻撃を牽制 「3500億円無駄に」(朝日新聞デジタル)
ネタニヤフ首相は12日、イランの10月1日の約200発の弾道ミサイルの攻撃に23億ドル(約3500億円)を費やし、わずかな被害を与えただけで、新たな攻撃は、イラン経済をまひさせるだけで、テヘランの暴君たちが、あなたの家族を危険にさらそうとしているとした。
◆11/13(水) イスラエル国防相「レバノン停戦ない」 ヒズボラに「全力攻撃」続行(朝日新聞デ「ジタル)
カッツ国防相はヒズボラを武装解除し、国連安保理が緩衝地帯と定めた地域の北端にあたるリタニ川の北側に追いやるまでは、いかなる取り決めにも合意しないとした。