◆◆9/7記事◆◆
◆9/7(土) ガザのポリオ接種、半数完了 衝突から11カ月、停戦不透明 パレスチナ(時事通信)
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は6日、ガザで1日から始まった10歳未満子供へのたポリオ(小児まひ)の予防接種は、約64万人のうち、約35万5000人が接種を完了した。ガザ中部、南部、北部と接種を進め、接種率9割以上を目指している。7日、軍の攻撃で過去48時間で61人が死亡した。死者は4万1000人。
◆9/7(土) 西岸で米国人女性撃たれ死亡 抗議デモ参加中、イスラエル軍に(産経新聞)
ヨルダン川西岸のナブルス近郊で6日、トルコ系米国人の人権活動家の女性アイシェヌル・エズギ・エイギさん(26)が軍の銃撃で死亡した。西岸のユダヤ人入植地の拡大抗議デモに参加し撃たれた。軍は部隊への投石を脅威として発砲した。米ホワイトハウスや国連はイスラエルに原因調査を求めた。トルコ外務省はエイギさんは頭部を銃撃されたとし、イスラエルのネタニヤフ首相を非難した。西岸ではユダヤ人入植者によるパレスチナ人襲撃が相次ぎ、米英も過激な組織や入植者を制裁対象としている。6日に軍の空爆で33人が死亡した。
◆ひかるの呟き◆
大虐殺は続いている。ガザから西岸地区へとパレスチナ自治区全域で大虐殺が続き、パレスチナ人はパレスチナには存在しなかったのだというとんでもない主張が現実になろうとしている。ガザでも、パレスチナでも、イスラエルでも立場や考えは違っても、そこで生活し生きている人々は停戦を求めている。一刻も早い停戦を、と声を上げることが「政治」を知らない声として消されかねない。11か月は1年目のカウントダウンを始める日なのか。パレスチナの人々の残された命を無表情に数え、私たちに自分自身に、どれだけの「人間らしさ」が残っているかを数え続ける気なのか。