◆◆9/8記事◆◆
◆9/8(日) 人質解放求め、イスラエルで50万人デモ 交渉進めない政権に抗議(朝日新聞デジタル)
テルアビブで7日、ネタニヤフ政権が人質の解放交渉を進めていないと、イスラエル史上最大のデモがあり、約50万人が参加した。この日はエルサレムなど他の地域でも数万人規模のデモがあり、治安部隊との衝突も起き、幹線道路も一時封鎖された。
◆9/8(日) 米、ガザ停戦案の提示延期か ハマスの新要求で交渉暗礁(共同通信)
米政府は7日、新停戦案の提示を、ハマスが新たに大量のパレスチナ人囚人の交換を要求し無期限に延期した。来年1月退任のバイデン大統領が積極的に交渉を仲介せずに、任期を終える可能性が高い。軍は7日、ガザ市の避難先の学校を指令所だと攻撃、4人が死亡した。
◆9/8(日) ヨルダン川の橋付近で銃撃、イスラエル人3人死亡 容疑者を射殺(毎日新聞)
軍は8日、占領するヨルダン川西岸とヨルダンをつなぐアレンビー橋(キング・フセン橋)付近でヨルダン側から入ったトラック運転手が、境界の貨物ターミナルで銃を発砲し、イスラエル人3人が死亡、治安部隊に射殺された。ヨルダンは銃撃事件の捜査のため、アレンビー橋を閉鎖、この橋はヨルダンからガザ地区に届けられる支援物資の搬入路になっている。
◆9/8(日) ICC、ハマス指導者故ハニヤ氏の逮捕状手続きを終了 本人死亡で(朝日新聞デジタル)
国際司法裁判所 ICC検察局は5月、ハニヤ氏やハマス幹部2人、ネタニヤフ首相とガラント国防相に戦争犯罪や人道に対する罪の容疑で逮捕状を請求。予審裁判部が審理していたが、ICC検察局は8月2日、「ハニヤ氏の死で逮捕状の申請を取り下げた。
これを受けてICC予審裁判部は同月9日、ハニヤ氏に対する審理を終えると結論づけた。
◆ひかるの呟き◆
バイデン政権は停戦交渉の新提案は延期だという。その理由をフィラデルフィ回廊に軍駐留をごり押しするネタニヤフの主張には触れない。ハマスが囚人開放で譲歩どころか、無理を通そう賭するからだという。今回に限らず、ハマスが停戦に応じない、停戦事項に違反せざるを得ないとこに追い込み、攻撃を再開してきたイスラエルの常套手段を認めてきた事と同じやり方だ。今は、停戦を実現する最大の可能性はネタニヤフ政権をイスラエル国民が倒すことにある。テルアビブでデモに参加した50万人には多様な立場の人たちがいる。人質を取り戻したら、パレスチナへの攻撃を再開せよという声も出てくる。それを承知の上で、イスラエルで、ネタニヤフを倒し、停戦を実現するデモに連隊の声をあげたい。