ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆12/1

国連パレスチナ難民救済事業機関UNRWAは主要な援助物資搬入口のケレムシャローム検問所からの物資搬入を止めているという。理由は物資ごとトラック強奪行為の多発だという。事情も理由もよくわかる。それでも、攻撃開始以来、ガザへの食糧や物資の搬入が最低量になっている現実がある時に、食料の搬入を止めてしまったわけだ。
これではイスラエルの思うツボではないのか。国連機関や国際的援助機関へのイスラエルの攻撃が相次いでいる。UNRWAの活動がイスラエル国内で禁止される。困難な状況は痛いほどよくわかる。それでも、ガザの人々がイスラエルによって、ガザで生まれたという理由だけで、パレスチナ人であるという理由だけで殺されている。この死の恐怖から逃れたいのだが、イスラエルはガザからの避難を許さない。イスラエルはガザの人々を檻の中に閉じ込めておいて、順番に殺している。
イスラエルの人々はどんな気持ちで見ているのだろうか。いや。この問いは私たち自身にも向けられている。極端な話であることもわかっているのだが、言いたい。国連のアントニオ・グテイレス事務総長が、ガザ地区に搬入されるトラックの先頭に、なぜ立たないのか。それができないのなら、せめて必死に停戦合意に死力を尽くすべきではないのか。ガザ北部の包囲された地区のみならず、ガザ全域で飢死が現実になっている。
福岡市で闘病中の友人の、ガザに住む息子たちは、コメとマカロニで必死に命を繫いでいるという。小麦粉は25㎏が1000シェケル(現在のレートで約7万円)。買えるはずがない。主食のパンはもう久しく食べていない。野菜も肉も魚も。
元々からガザに住んでいた一族の者は、難民IDがなく、UNRWAからの援助の枠の外に放り出されてきた。今は、IDの有無に関わらず、ガザの全ての人間が援助を必要としている。しかし、ともすると女性や子供が優先され、若い男性にはなかなか回ってこない。
何とかしないといけない。今求められているのは口先のきれいな言葉ではなく、命を繫ぐ食べ物をガザに届けることだろう、知恵を働かせて。

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