◆◆12/1記事◆◆
◆12/1(日) イスラエル軍、NGO職員を殺害 「ハマス奇襲に参加」と主張(時事通信)
30日、ハンユニスの空爆で国際NGO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の職員3人を含む5人が死亡した。軍はWCKの現地職員が昨年10月の奇襲に参加していたという。WCKは攻撃に関係した情報はないとし、ガザでの活動停止を発表した。
軍は4月にもWCKの車列を空爆し、外国人職員ら7人が死亡。イスラエル軍は後に、誤爆を認めた。
◆12/1(日) ガザで支援の車両空爆 ハマス、トランプ氏に助け求める人質動画公開(朝日新聞デジタル)
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は1日、主要な物資搬入口となっているケレムシャローム検問所を通る人道支援を一時停止している、と発表した。ガザで極端に物資が不足して略奪が相次ぎ、搬入用トラックの安全が確保できないためという。「援助する人や物資を守る責任は、占領国のイスラエルにある」と指摘。「(イスラエルは)ガザに援助が安全に届くように保証し、人道支援を担う人への攻撃をやめなければならない」と訴えた。国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」も30日、軍の空爆で職員1人が死亡したと発表した。ハマスは30日、米国籍の人質とみられる男性の映像を公開した。約3分半の動画の後半では、男性が「トランプ(次期)大統領へ」と英語で語りかけ、「私たちの自由のために、あなたの影響力と米国の全権力を使って交渉をしてください」と求めた。
◆12/1(日) ハマスが人質男性の映像公開 「ネタニヤフ氏から連絡」と母親(CNN)
ガザ地区で人質になっている男性の母親は、公開の数時間後にネタニヤフ首相から連絡があり、レバノン停戦が成立した今、人質解放の条件は整ったとの認識を示したという。男性はエダン・アレクサンダーさんで、映像の中で、イスラエルのネタニヤフ首相と米国のトランプ次期大統領に対し、自分を忘れないでほしい、ガザに残る人質の解放に全力を尽くしてほしいと訴えている。トランプ氏が大統領に選ばれたことを指摘し、同氏に米国の影響力を行使するよう要請。「バイデン氏と同じ間違いを繰り返さないで」と、現政権を批判した。8月に死亡した人質の米国人男性、ハーシュ・ゴールドバーグ・ポリンさんの名前を挙げ、「同じように死にたくはない」とも話している。母のヤエルさんは30日夜、テルアビブにある通称「人質広場」での集会で、息子の映像に衝撃を受けたと語った。