ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

◆ひかるの呟き◆11/15

ガザ攻撃のニュースがあまり出てこないが、イスラエルの攻撃は続いている。停戦交渉は完全に途絶えたようだ。それどころか、イスラエル軍はガザを南北に分断する「ネツアリム回廊」を要塞化しようとしている。
「ネツァリム回廊」はガザを南北に分断する道路で、付近に幅5~6キロの基地を建設している。この回廊と基地建設は軍の長期駐留のためであり、ハマスの戦闘員がガザの南北を行き来するのを防ぐためのみならず、ガザの住民が南北に移動する際には厳重な検問所を通過させる狙いだ。実質的には南北の移動は禁止され。ガザは南北に分断される。
さらに 北部ジャバリヤとガザ市を分断する道路と、中部ディール・アルバラハと南部ハンユニスを分断する道路も建設し、ガザを4分割する狙いでもある。
軍は2026年までのガザ撤退はないという。2年後にはガザの土地に住むパレスチナ人はひとりもいない、といった恐ろしい仮定が決して大げさな話ではない。
イスラエルは、ジェノサイドと批判されると、ミサイルではなく飢餓でパレスチナ人を殺す。かろうじて生き残ったパレスチナ人がガザに住めないようにする。戦争の目的は敵戦闘力のせん滅だと軍事指導者はいうが、それはパレスチナのすべての人々のせん滅を意味しているのではないか。
戦争を直ちに止めることができるのは国際社会ではなく、イスラエルの人々ではないのか。ネタニヤフ政権を倒せば、それは可能だ。問題の根本的解決ではないが、戦争を止めることができる。イスラエルの人々に呼びかけたい。

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