例年、願興寺祭礼に合わせるように桜が満開になる。今年は桜の開花が早くなって、祭礼にときには散ってしまうのではないかと心配していたが、これは杞憂に終わりそうである。もともとは五穀豊穣を願っての祭礼であったようだが、前回ご紹介したように、願興寺には知恵の象徴である「文殊菩薩」の所蔵している。
この文殊菩薩は24躯の国指定の重要文化財の願興寺所蔵の仏像の内、鎌倉時代の仏工「覺俊」作の釈迦如来の脇侍である。この釈迦如来は、日本でも珍しい転法輪印(または説法印)をむすんでいる。法華経を説法している姿である。4月5日の日曜日には、1200年の歴史ある「願興寺祭礼」に参加し、薬師如来にお参りして、文殊菩薩にお子さん、お孫さんの学業成就を祈願なされてはいかがであろうか。願興寺祭礼では蠅追いという役者が出るが、この蠅追いの持つしきみの枝で頭を打たれると、1年間無病息災で過ごせるという。
願興寺公式サイト
この文殊菩薩は24躯の国指定の重要文化財の願興寺所蔵の仏像の内、鎌倉時代の仏工「覺俊」作の釈迦如来の脇侍である。この釈迦如来は、日本でも珍しい転法輪印(または説法印)をむすんでいる。法華経を説法している姿である。4月5日の日曜日には、1200年の歴史ある「願興寺祭礼」に参加し、薬師如来にお参りして、文殊菩薩にお子さん、お孫さんの学業成就を祈願なされてはいかがであろうか。願興寺祭礼では蠅追いという役者が出るが、この蠅追いの持つしきみの枝で頭を打たれると、1年間無病息災で過ごせるという。
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