女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

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そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

猿回しの美人(金玉子)

2012-11-23 | 日記
それは、とてもきれいな猿回しの女の子がいました。
村の中では一番きれいでしたが、なぜかいつもほかの村からは敬遠されていました。

ほかの村では、「あの子は、きれいだけどね、やめときなさい?!」親たちは、
ほかの村の男たちに言いました。

さるまわしの女の子は、いつでも村ではモテるのですが、外に出ると、たちまち当回しに、敬遠されてみられるのです。

ほかの村の男は、できるだけ見ないようにしたり、会わないようにするのがいつもの行動になりました。

猿回しの女の子は、ほかの村に好きな子ができました。
その男の子は、とてもさるまわしのおんなのこがすきになりました。

けれど、お爺さん、お婆さんが、だいはんたいなのです。
勘当するとまで言われて、男の子はあきらめました。

すると、女の子は、どうしたわけが、美しい体をきれいな海に沈めて、
死んでしまいました。

「どうして、私の生まれが悪いの?悔しいけど、いきてはおれないわ」

差別という言葉がわからないでもないが、昔はもっとすごい差別が存在しました。
ほかの村の家族は、猿回しの女の子の家族とは縁をもてない運命だったのです。

その女の子は、たいそう美しいけれども、宿命というものに、つぶされた。
たぶん、ほかの村の男の子だけでなく、その子以外にも差別されたに違いありません。

あの村の人々は、怖い、けがれている、にんげんじゃない?!

そんなうわさが流れている時代です。

猿回しの一家も、そういうことを気にしていましたし。
差別されるので、同じ村同士の結婚をしていました。

美しい娘も、いとこ同士の結婚の子供でした。
しかし、こともあろうことか、ほかの村の男の子と恋愛をして、悲しい結果になりました。

現代でもある、差別です。

あなたは、どんな人と結婚しますか?

やはり、親に喜ばれる人ですよね?!

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