女として大阪で暮らす。(朝鮮婆ではないよ)

自然を愛する人です。
そして動物を愛する人です。
植物も大好きです。
ニコ生すき、日本の糞ばばですよ。

天国って、面白いの?!(10)

2011-01-26 | 日記
人間が恋に落ちると、どんな行動をするのか?
人間と、猫とは、お互いの細胞がまじりあい、新しい生物ができるのか?

つまりです。猫のすがたのわたしは、恋をして文鳥☆研究員に報告する義務でした。
しかし、任務をわすれるほど、本気になるのは猫の方でした。
 
不細工な容姿の猫は、もてないのでいつも恋はあきらめておりましたが、
猫の姿の自分は、きれいな美しい艶姿の猫なのです。

もしかしたら、猫としてわたしをみとめてほしい。
”まさまさ”のそばにはいけないので、そっと猫の手で手紙をしたためました。

「あなたの涙は、わたしのなみだです。
あなたの悲しみは、私の悲しみです。

あなたの喜びはわたしの、よろこびです。
あなたのそばに、いつも私がいます。」

猫の私は、もやもやの手の肉球に邪魔されながら、書いたのです。
たまに、ひげが揺れたりして、恋文を書くのが大変でした。

恋文は、やがてとどいたのかもしれません。
人間界には、ありがちな住所でしたが、本当は屋根裏にすんでいたのです。

寝るときだけは、人間の体から離れて、そっと屋根裏でねていたんです。
もちろん、猫の私の抜け殻はベットにあるのですから、誰にもわかりませんね。

屋根裏では、たまにねずみとかけっこしたり、のびのびとあそんでおりました。
猫の方が、はるかに人間の私よりも、楽でした。

さて、猫が本当に、人間と恋に落ちるのでしょうか?!
それとも、人間の男前が、猫をすきになるのでしょうか?!

まあ、かなわぬ恋は、美男子とブスの恋なのでしょうね。
写真を送っても、無駄でしょうし。

たぶん、おりきにもなれないじぶんでした。
また、恋文をかきました。

猫球の手が邪魔になるのもわすれて、せっせとかきつづけました。
たまに、おまけをいれました。

美しい入浴剤とか、あめとか、その他色いろですね。
おまけつきだと、たぶん期待してあけてくれそうでね。

何にもないよりも、印象に残るので、わざとおまけをいれるんです。
つまらないものでも、あけてくれるための、手段ですね。

あめひとつでも、印象にのこるのですからね。
みんなもラブレターには、おまけを入れましょうね。

バレタインデーに”まさまさ”はたくさんのチョコをもらいそうです。
だから、私はあえてずらして、あげるんですね。

数少ないプレゼントの日をねらい、送るんですね。
わたしの、猫ごころをこめて、愛をこめて、送りました。

つづく。






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