６指の赤ちゃん。

私の近くの、ホームセンターで６指の赤ちゃんを見た。
人間の赤ちゃんで、生まれて間もないので、そのまま６指だった。

親は気が付いたらしく、そっと隠した。
もしかして、これは血の濃いもの同士の結婚でできる子供かもしれない。そうも思った。

それか、同士で結婚したり、いとこと結婚すると、こういう子どもができる。
見ていて、小さな手指が、一本多いだけでも不気味だった。

これからのこの子は、何にも知らないで、宿命を背負うのか？
それとも、親を恨むのか？

想像していただけで、少し寒気がした。
昔から、近親婚をすると、奇形児など、田舎ではよく出ていた。

血の濃いもの同士だと、障害者だったり、いろいろな子供がうまれる。
だから、血族結婚は、いけないのとされていた。

でも、実際身近でも、いとこ同士の結婚もあるし。
そういう結婚で生まれた、障害者も見た。

しかし、子供には何にも罪はない。
親の間違いで、この世で苦しんで生きてゆく、これは親の大罪だと思った。