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もんく [とある南端港街の住人になった人]

便りが無いのは良い便り..じゃないマレーシア

便りが無いのは良い便りと日本では昔、そう言った。が、マレーシアはそうじゃない。

と言うか、他人に何か知らせると言う事に義務感も緊張感も無いのが普通。仕方ないじゃん、で終わって他人にそれすら知らせ無い。と言うわけで、今日までに来なかった連絡の最大のものは、何と、この金曜日の午後にBBQパーティーが行われると言う事。

全くアホな事に、それを生産計画に知らせていない。たった今まで生産計画って言ったら通常通りの金曜日の生産計画になっていた。なので、何かやるらしいとは知っていたが、金曜日のちょっと長い朝礼の中でのイベントかと思われていた。

それが急遽、実際何をどうやるのと言う問い合わせに金曜日の午後全部使ってBBQと判明。って事は、その前の晩の夜勤はキャンセルさせて日勤の時間に出勤にしないといけない。そして土曜日も夜勤無しとなる。ホント、アホだ。なぜ人事は今の今まで何も言って来ないのか! あまりこう言う言い方はしたくないが、頭がクソだ、きっと。


さて、本日はもう1つ無い便り。

夜のマシントラブルの後、パーツが無いとかで待っていたりする。それでいつそのパーツが手に入る予定なのか? いつ回復できる予定なのか、一向に連絡が無い。こっちはメンテのグループ。いつもの事だけれど、連絡も経過も言わず知らぬ間に昼飯に行っている。


マレーシア的にはこう言うの、日常茶飯事だったりする。せめて作業、員にはこう言う習慣に慣れてしまわないようにしてもらいたいと思ってやっている。


なぜマレーシア人がこんな事になっているのか?
考えられる理由は、
1) 自分のせいじゃ無いと思いたいから。
マシンが壊れるのはマシンが悪いか使ってる人が悪い。自分のせいじゃ無い。パーツ来ないのはサプライヤーがいけないので自分のせいじゃ無い。BBQの予定が連絡されないのはそれ決めてる誰かがやってないから自分のせいじゃ無い。だから遅れても仕方ないじゃん。連絡なんかして自分が責められる人になるのはごめんだ。

2) ルーズで良い時間とそうでない時間がある。
他人のせいにできたりして仕方ないじゃん、の時間はどっちにしても自分のじゃないから全て仕方ないじゃんの時間に入る。逆に自分の勤務時間など直接自分に直接関わってくる時間などは厳しい。(厳しいのは別に悪い事じゃない。) 2面性があって使い分けている。

3) 仕事の範囲を狭く解釈し過ぎる癖がある。
例えば、メンテナンスの仕事に就ていたとする。そこでその人がどう自分の仕事を描いているかと言うと、壊れたら修理する、と思う。つまり、壊れてから始めて自分に仕事が回ってくる。壊れない時は自分の仕事じゃない。そうすると壊れる前に点検とか、事前準備は仕事じゃないとなる。ましてや連絡するなんて。要は簡単なところだけ勝手に取って他は極力知らない事にする。


仕事なんてのは責任感でやろうと楽しみでやろうと、そしてお金のためだけでもそれはどうでも良いと思う。だから責任感が無いと批判はしない。それに、他人の事少しは考えろなどと日本人的な事も言っても仕方ない。で、出口が無いような感じだけれど..... あるかも。
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