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もんく [とある南端港街の住人になった人]

マレーシアの会社で働くのに必要な2つのものとは

昨日のESP32に入っているボールセンサーを使ったサイクルタイムチェックはマシンが動いている時のデータはまあまあ取れるが、ノイズが混じる事がわかった。物によって感度が大きく違うのか、それともマシン自体の材質などが違っている為かちょっとわからない。

どうもマシンを買い足す....と言ってもカスタム品なので注文事に作るのだけれど、買い足す事に少しづつ違った物が出来て来るらしい。図面が管理されていないのだろう。

ま、仕方ないのでセンサーをボールセンサーから機械式のスイッチに交換する事にした。また中国からリミットスイッチを買う事にして通販で注文しておいた。この間、ESP 32を50個買って、日本から来たマシンに付いているコンセント用の日本タイププラグ付きのUSBチャージャーも買ったので全部でだいたい日本円にして2万7千円ほどの建て替え払い。安いものだ。


ところで、ノイズ混じりのデータだけれども、ノイズの部分を除けば割とちゃんとデータになる。やはりこう言うのはちゃんと数字を見れば工場としては儲かりそうだとわかる。あまり大した事しなくても、最初はばらつきを少なくするようにだけやってもかなりのものだ。

とは思うが、MQTTへの接続を見ても誰もデータ持って行ってないな。もったいない。(ボーナス増やせるチャンスでもあるのに...) まあ、いいか。


オフィスにテスト用のダミーWiFiを入れたので工場向けの試験がやっとできるようになった。

この前書いたプログラムが間違ってないことがこれでわかってよかった。別にWiFiやらネットワークのルーティングをあれこれいじったところでセキュリティにそれほど貢献するわけでもないから一般的なところで止めておけば良いのだが。それよりバックアップとかPCの使用ルール決めて通達するとかの方がずっと良いはずだけれど、マレーシア的には他人をマネージするような事ってしないんだよなぁ。

マレーシアの会社と日本の会社の違いは病院の在り方の違いととても似ている。日本のはよくテレビドラマの大学病院みたいにエラい人がいて他のお医者さんや看護師さんはその人に従うようになっている。マレーシアだと建物の見た目は同じ感じでも診察室ごとに個人経営的に動く医者がいて診断やら治療をやる。レントゲンが必要な時とか特別な何かが必要なら別の個人経営の人の依頼すると言った感じ。協働にはなっているけれど統合されていないのだ。

このやり方は会社も同じで隣に座っていても、いや、隣がバカやっていてもそれに口出しはしないのだ。だから同じ会社の中でやっていても目的意識などの共有するものが産まれにくい。そんな感じ。

なのでマレーシアの会社で働くのに必要なのは2つ。1つは言葉でちゃんと説明できるスキル。もう1つは明白な上下関係の中の権力。2つ目はけっこうバカげていると思うけど。なぜって、良い事言っていても上司がバカで言えないとか聞く耳持たないで諦めている例をかなり頻繁に目にする。まあ、自分が上って事になってた方が何でもやり易いってだけ。
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