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もんく [とある南端港街の住人になった人]

猫も人も学習すると怖くなる

今日は近場でどこか行こうかと話していたんだけれど、キナコのお腹に小さな穴が出来ているのがわかったのでお出かけは中止して朝10時のクリニックオープン時刻に診察を受けさせた。またケンカしてやられた傷らしい。

また1週間ほど薬地獄が待っていた。

最初にクリニックへ連れて行った時はまだ4ヶ月かそこらの子供だった。あの時はツブアンもキナコもステンレスの診察台をチョコチョコ歩く回って何だろう何だろうろ様子を観察するだけだったけれど、大人になるにつれてクリニックは彼らの敵になっていった。

やってる事に何も違いは無いと言うのに。


知ると言うのは人生や物事への対処法を知り慣れる事だけれども、逆に怖さも知る事になる。怖いから行きたくないよ、嫌だよと。新しい経験や新しい環境は恐怖とともにやって来る事を知ってしまうとそれを拒否する気持ちが大きくなる。自然と何もしなくなりがちで新しい事はしなくなり学ばなくもなる。


ガラパゴスの亀みたいにトゲがあるサボテンでも食べ続けられるほど学習しない頭を持っていた方が幸せなんだろうか?
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