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もんく [とある南端港街の住人になった人]

例えば1週間生きられるなら人には1週間やる事があるはず

少し前にプリンターを買った。中古。350円。HPの5521というモデル。見た目は綺麗。でも350円だしスキャナとして使えれば良いかなと思った。スキャナとしては完璧に使えた。そして印字だ。


印字は黒の出が悪かった。クリーニング機能を使ってやっと一部分グラデーションが再現できたので互換インクのせいじゃないとわかった。それで今日分解してヘッドを洗浄してみた。これで適当に印字できさえすればOK。なぜなら今時写真をプリントしたりはしない。公的書類のハードコピーだけだ。つまり証拠が残せればそれで良い。

そしてこのプリンターの互換インクはとても安い。それに6色でなく4色と少ない。印字できれば理想的なのだ。明日、ヘッドが乾いたら組み立てて印字テストしてみよう。



ところで、昨日の話の続きではないが、ちょっと関連ある話。
結局、どうも家の中からは携帯電話は探せなかった模様。本当かい?
思うに、弟も休日中に行ったと思うが、きっと真面目に探していないだろう。まあ、それは仕方ない。

仕方ないが、あの人はいつもそうなのだけれど、ちゃんと何かしていないうちからダメと言ってしまうところがあった。どうも母親に似ている気がする。あの活断層の母も、今回携帯電話が無くなったと大騒ぎしてはいるものの、言う事と言ったら「ダメ」の一点張り。リサイクル回収業者や役所に数回電話をかけて出ないからダメ、自分はもう歳だからこれ以上ダメ、そんな事ばかり言うのなら最初からこちらに電話してくる意味なんてない。諦めて契約解除だけすれば誰にも言わないで済ます事ができるのだから。ダメと言いつつ誰かが何とかしてくれると思って言っているわけだ。

そこで、今日は電話口で、実際それはスーパーの出入口付近の広い場所ではあったが、声を枯らして説教してしまった。電話を役所のどこにして良いかわからない? そんなのコッチがわかるわけがないだろう。こちらは別の自治体に住んでいるのだし、小さな町の役所など適当にどこの課にかけても然るべき部署に転送してくれるだろう。リサイクル業者が電話に出ない? 100回かけろだ。

そもそも歳だからとか何かと自分にはできないわからないと周りに宣伝しまくっていては普通は誰もが諦めて相手になんかしてくれない。弟だって最初からわからないと言っている者に手取り足取り説明なんかばからしくてしないだろう。それが普通だ。

今時携帯電話など、母より高齢の人が普通に使っている。その町は買い物クーポンを紙配布だが、他の市町村はスマホ配布だ。世の中どんどん簡単になっていて難しいか簡単かではなくて、知っているかいないかだけだ。最初からダメと言っていては何も始まらない。

母などまだ認知症になっていない事になっているわけだし、実際にもそうだろう。そんな人間がいくら高齢だからと言って何がダメで何をしないと言うのだ。仮にあと1週間生きられるとしたら、それでも人生は1週間あって、1週間分のやる事はあるはずだ。それが無いと言うのであればそれは生きながら死んでいる事になる。別に死にたいなら電話が無くなった程度で騒ぐ必要は無い。そのまま何も食べずにテレビでも見てボーっとしていればすぐに死ねるだろう。いい加減にして欲しい。
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