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もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

怒ること スピーカーエッジの改質

今年最後の塗装作業。
ベランダの床の仕上げとその周囲の黄色の壁面。エアコンの再取り付けは来年1月2日の予定。


今朝からキャサリンさん、非常に怒っていた。塗装が終わりに差し掛かっているが、仕上げが上手くないところが結構あるからだ。別に今に今気付いたことではないが、これで終わりというので最終的な不満だ。

怒っていた、などとあまり書きたくはないが、本人が希望しているのであえて書いておく。この状況で怒るのは本人にとって当然の権利と考えているらしい。まあ、日本では怒るというのがある場合には当然そうあるべきことと一般に考えられているので仕方ないとも言える。が、普通にはそれは 1)自己の感情をコントロール(抑制じゃなくて管理)できないある種の欠陥であり幼児性を示し、2)感情でなくて実際の状況コントロールができない(これはビジネス)ことを示すと言われているので書いて残すのは本人にとってどうかと思う。つまり、恥ずかしいことのはず。

2)の状況コントロールというのは、自分がインドネシア、台湾、マレーシアで物作りの工程に関わってきた中でやってきたことだ。いろいろ思い出す。最初のインドネシアで「こんな感じでやって」が通じない大工さん相手に家を作った時に最初、相当苦労した。それでもどうにか思い通りにできるようになって安くもなった。同じ時期に家を建てていた日本人は自分の何倍も高くなっていたし、階段の段差が均一にならなかったとか、シャワーからチョロチョロしか水が出ないとか後からタラタラ文句を言っていた。マレーシアでは工場だったが似たようなことはいくらでもあった。発注側が受け側と同じマレーシア人であっても、出来上がった後に「あいつはダメ」みたいなことになっていたが、ダメなのはあいつでなくてお前だろうと思った。同じ治具を発注しても結果、微妙に違う3種類になっていて笑った。管理というのもスキルなのだ。どんなふうにやるかみたいなのはずっと前にこのブログで書いたと思うので重ねて書くのはやめておく。



売ろうかと考えているビクターのスピーカーだが、エッジの軟化処理の方法を考えたので少し時間をかけてやってみてそれから決める。一般にウレタンのエッジにブレーキ液を塗るようなのが行われているが、材質は違うがちょっと試してみる。クロスにラバーが含浸されたか塗られたような材質でもゴムに油なので試す価値はありそう。また加熱もゴムの改質に有効なのでそれもやってみる。やり過ぎると縮むので少しずつ。最後の手段としては溶剤もあり、それも用意した。毎日少しづつだが、今日とりあえず加熱で柔らかくしたら効果があった。冷めて明日どうなるか観察する。
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