先日、ソニーの隠れた名器スピーカーの事を書いた。
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あまり数は無いのでもうしばらく見つからないかと考えていたが、あった。ちょっとコンディションが悪く、そしてエンブレムにULMとは書かれていない。けれど、仕様を見るとまさしくULMだった。たぶんSS-7100以降の7000番台は全てULM仕様だと考えて良さそうだ。
これはULM11のモデルチェンジ版と思われる。
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こちらはたぶんULM10のモデルチェンジ。この程度なら100円ショップで万力を買ってくれば修復できそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e6/3d7105e8ea778aae6ed4a7233e9b24e3.jpg)
ULM時代から50年経っているけれども、ソニーは信号的に高忠実の路線はあまり変わっていない感じがする。もちろん素人的にそんな感じを受けるだけで実際には違うかもしれないが。実は今日、ひょんなことからソニーの5.1chシステムを手に入れた。ちょっと前の機種でデジタルアンプを搭載している物だ。それを聴いてみてそうじゃないかと改めて感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/52/98c5d3b4306cccea47941ccf6296df74.jpg)
デジタルオーディオも音は今持っているビンテージサンスイ、ビンテージビクタースピーカーとは真逆だった。実にちゃんとしている。全く「ちゃんと」という表現がピッタリな音がする。これを聴いて誰もダメとは言わないだろう。デジタルになってソニーの本領発揮ではないだろうか? 自分がオーディオ浦島太郎だったと思った。とは言え、明日、さらにビンテージのセレッション 5を追加することになっているが。
話を戻すけれど、50年前の信号的高忠実音スピーカー、聴いてみるべし。(安いし)