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もんく [とある南端港街の住人になった人]

正常に保つのは大変だ

この春公開だったはずの007は11月に延期された後、来春となり、今は英国もさらに大変な状況だし、英国だけじゃなくて世界中大変になってしまった。こうなると映画と言う娯楽は劇場で観る分において成立し辛い。作る人達は基本的に大きなスクリーンで観てもらうつもりで画面作りしているだろうから(家に大画面テレビが多くなったとは言っても)何だかなあ〜ってところだろう。業界のみなさんには頑張っていただきたい。


最近特に陰謀論と言うのがとても流行っている。この前にも言ったかもしれないけれど、日本は英国や米国なんかに比べてまだ感染者数が少ない。多くなってきたけれど比べると少ない。今は1週間に150人レベル。(100万人あたり) 世界平均で580、UKが3300でUSが4500。

だから10万から20万人の市でも15人で町村だと1人か2人。この程度だと知り合いに感染者と言う話を聞かないでテレビだけから情報を得ている人の方が圧倒的に多いはず。だからマスコミや政府は恐怖ばかり煽ってと言う事になるだろう。一方でコロナなんて風邪と同じみたいな事を医者とか研究者の肩書きの人が言えばそれは信じてしまいかねない。リアリティを感じないんだろう。

この街に住んでると最近はけっこう多くなってきて毎日数人とか出ている。マレーシア的にはイエローゾーン指定だったのがレッドになった。つまり大きな街じゃないので2km以内に1週間で100人ほど新規感染者が出ているわけだ。一番近かったのは、これはけっこう前だけどこの住宅地内。次は出たところにあるファストフードの店員、その次は1km以内にある大手企業の食品工場。目立たないのもきっとあったと思う。

人口割にすると既にパンデミックレベル。でも、ここはそれほど酷くなくて他の街の方がもっとずっとある。だからこんなでも全然ニュースにもならない。それでだんだん感覚が麻痺してくる。今日この州で新規400人ね、じゃもう誰も驚かない。半年前は10人、20人でも大変な事と感じてたのに。

とりあえず精神を正常に保つのは大変なのだ。陰謀論含めてね。
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