見出し画像

もんく [とある南端港街の住人になった人]

1970年のブタ箱は2025年の今もそのままでぶくぶく太った我らは・・・

昨日の車ドーンの件で社会福祉協議会へ行って報告してきた。あちらも注目はしていたようなので話は早かった。上手くサポートしてくれるだろう。大きな事故などが起きないことを祈るのみ。



岡林信康という人は名前だけ知っていたが、歌は今回1971年版のレコードを回して初めて聴いた。その中でもこの長い歌は特に印象的だ。


「上がった給料でいったい何を買う・・・テレビでいつも言ってる車を買うのかい」
この後に
「それで自由になったのかい」
が出てくる。

普通はお金があって車を買ったり子供を学校に入れたりは自由になる過程と解釈できたとしても直接「自由」に結びつけるのは意図があってのことだろう。経済的に豊かになったことで世の中全体を覆う問題を忘れてしまうのを戒めていると考えられる。だから「ブタ箱」なのだ。

ブタ箱の中でこれでもかと多くの餌を与えられ、ぶくぶく太ってそれで満足してしまう。そして自分が本質的な自由を求めていたことすら忘れてしまう。ブタ箱を用意した奴らの思う壺なのだ。

そして思うのは、これは1970年の歌だけども、2025年の今でも通用しそうだということ。

政府は何か理由をつけては金を配って見せる。そして何も余計なことを考えずに働け、物を買えと言う。その目的は何かといえば、今までやってきたそのやり方をどうにか維持して行きたい、変えたくないというだけのこと。

まあ、バックではっぴいえんどが演奏していたりもするので配信で聴いてみて欲しい。

我々はこの50年でどれだけ飼い慣らされてしまったのやら・・・
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本でニャー2025」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事