レコードプレーヤー(2月1日の記事に写真あり)の脚、つまりインシュレーターのプラスチックがボディに触れそうになっていた。たぶん中のゴムがへたっているのだろうと思った。
そこでインシュレーターを取り外し、ネジのところに防振スポンジを入れて浮かすことで元のゴムが効くようにした。やり方は前回のソニー製プレーヤーを同じだが、あの時はスポンジでなくてゴムを使った。(写真は施工後)

これで音質が変わったかというと、そうでもない。まあ、元の設置がよほど酷かったのなら何か変わるのだろうが、今回は別に変わるでもない。そもそもこの家で重箱の隅を突くほど凝ったことはしていないのだ。
このプレーヤーに関しては軸にグリースを少し足し、モーターへの注油穴からミシン油をこちらも少し足しておいた。これで当分は大丈夫だろう。それにしても53年前の製品、それも高級機ではなくて当時2万5千円(定価)の物なのによく生き残って動いているものだ。
上手くいけば100年でも持つのだろうか?とても見届けられはしないけれど。