もんく [とある南端港街の住人になった人]

植木鉢の日

キャサリンさんが植木鉢が欲しいと言ったから今日は植木鉢の日。

昨日買ってきたバジルの苗を植えるために植木鉢を探しにスーパーマーケットへ行った。植木鉢と言っても、このアパートにはベランダが無いので窓の鉄格子に引っ掛けるタイプを探す事にした。

最初はやはり品揃え一番のマイディン。無い。3本の紐で鉢を真上に吊るすタイプばかりだ。隣にある閉店寸前の大型スーパーGiant(ジャイアント)にももう在庫は無い。さらに隣のショッピングモールUSJサミットの中のホームセンターACEにも無い。こう言うときはちょっと走る事になるがサンウェイ・ピラミッドに行くしかない。サンウェイにはダイソーがあるので日本人があるだろうなと想像できる物がけっこうある。

案の定あった。スチール製の丸鉢を入れて庭の柵などに掛ける金具があった。ついでにプラスチックの6号鉢を買った。これで窓の外に鉢を引っ掛けてバジルを育てることができる。階下は駐車場だけれど自動車の来ないところに掛けておけば多少水滴が落ちても大丈夫。


マレーシアには今時ほとんど何でもあるから植木鉢だってどこでも手に入る。ただ、ちょっと想定する使い方が日本人とは違うので商品の傾向が違ったりする。

例えば、掃除用具の箒(ほうき)や塵取りなどもけっこう形が違う。箒は日本人的にはどれも毛が柔らかすぎるし柄の長さが長すぎる。箒の毛のカットされている角度なんかも違うし塵取りのゴミを掃き込む部分の角度も違う。だからから慣れるまではちょっと掃除がしにくい。箒と塵取りの売り方も違っていて、スーパーでは何の注意書きも無く柄だけ別の場所に置いてあるので知らないと絶対これは別売りだと思ってしまう。モップも拭く時に力が入らない形をしていて不思議に思う。

どっちが良いと言う事でなくて、違うと言うこと。そう言うミクロな部分でもここが外国なのだな、と感じる。面白いでしょう?



スーパー・ジャイアントでコーヒーが安かったので200gのを2パック買った。普段の半額程度の5リンギット(140円)。マレーシア・スタイルのコーヒー(ベトナム・コーヒーに似てバターの香りがするもの)でも100gあたり3リンギット以上はするのでこれは安い。どっちも好きなのだけれど、今回は値段で選ぶ。


最近好きになったジャンク・フードにMuruku Ikan(ムルク・イカン)と言うのがある。(ここで写真を載せないのでGoogleで画像検索してください。)

これはジャンク・フードと言っても不健康なお菓子の類ではなくて子供に食べさせるタイプのお菓子らしい。袋にもよちよち歩きの赤ん坊の絵が描かれていて背景が白、印刷は赤一色で普通のスナック菓子とはだいぶ見た目も違う。日本で言えば"卵ボーロ"のような存在かと思う。(マレーシアにも卵ボーロはある。)

原材料が緑豆と魚の抽出物が主原料。それに塩と砂糖と油が入っている程度で余計な物が入っていない事になっている。そうした意味でも子供向きなのだろう。味は完全に緑豆の味。日本で似た味を探すとすると、エンドウ豆スナックが一番近い。あれをもっと密度濃くして油分を無くした感じだ。魚の味も香りも全然しないので本当に魚が使ってあるのかどうかわからない位に豆の味になっている。

健康に良いのかどうかはわからないが、これは大人にとっても飽きない味だ。



帰ってからバジルを買ってきた鉢に植えて窓格子に引っ掛けた。

土はアパートの不用品置き場に捨てられて割れてしまっていた植木鉢からいただいた。うまく育つだろうか? ある程度育ったら芽を摘んで水に挿し、根が生えたらアパートのどこかの花壇に植えてみると良いかもしれない。もし鉢のバジルがダメになってもそっちからまた戻せるように。
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