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もんく [とある南端港街の住人になった人]

2年目の反省

マレーシアでの生活も2年を超えました。

英語の勉強をしに来たときから数えればもうとっくに2年半なので3周目を走っていることになり、時間の経過は早いのだな、と感じます。

正直言って、この2年間、ちょっと消耗しました。もちろん特に仕事面での事です。何もかも良いことばかりでは無いのはどこの世界に行っても同じでしょう。マレーシアだからと言う意味ではないと理解しています。


そもそもサラリーマンの仕事など半分以上は徒労のようなものです。なぜならサラリーマンの仕事は1人だけで完結することがほとんど無いからで、いくら上手くやったつもりでも全体がそれを生かそうとする場面がいつでもあるとは限りません。

技術系の人の仕事を見ているとよくわかるのは、技術の仕事をしている人が自分の身の回りの環境をオーガナイズできない場合が多くあります。仕事そのものは良い出来であっても周りにそれを理解してもらうのが下手であればその成果は生かされません。今年は残念ながらなぜかそうした場面をいくつも見ることになってしまいました。

自分の場合は比較的マシだったと思いますがそれも程度の差です。できたそばから全てが台無しになってしまう事もあるものです。当たり前だと思われていた事を覆したり、出来ないと思われていたことを出来るようにしたり、そんなネタはいくらでもあります。これも残念ながら一人で出来ないことも多くあり、また技術面と管理面の比率を変更しなければ実現できない事もあるのでそうした場合はダメになる確立が高いのです。(具体的に書けないのでとても抽象的な表現でわからないのはお許しください。)


と、言っていても仕方ありません。

さらに、そもそも論を言ってしまいますと、そもそもそんな働き方、そんな食い扶持の探し方しかできない自分が一番ダメなのです。人生の折り返し地点を過ぎてもまだまだそんなもので、これはすぐにどうにかなるものではないと思います。

こうした事は地道に少しづつ軌道修正していくしかありませんね。特効薬も魔法の杖もありません。それは今までの人生経験からよくわかっていることです。役に立つかどうかわからない程度のちょっとした変化を重ねていく以外に何があるでしょうか?



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