ヒンドゥーのシヴァ・リンガ(←クリック)を思わせる形をしています。ただ、ヒンドゥー教徒が街中にいくつもそんなものを立てるわけはありませんね。しかもこれは玩具の野球のバットのようなプラスチック製です。
普通は鍵がかかっていて開けることはできないのですが、たまに鍵が壊れているものがあるのでちょっと中を覗いてみます。そうして中から出てくる物は何かと言いますと、2本ペアになってよられた細い電線がボードにネジ止めされている図です。
それで最終的にこれが何かとこのメンテナンスをしている人に尋ねたところ、これは電話線のターミナルでした。電話と言えばデジタル化されていない電気信号がここを行ったり来たりするものですが、そう思うとけっこう無用心のようでありますし、近くを車がバンバン走っているところにプラスチックの皮を被せて置いてあってノイズは問題にならないのかとも思います。誰かが酔っ払って(マレーシアにはあまりいないです)もたれかかったして壊れないのかと心配にもなります。ADSLもここを通っているのかと思うとそれも大きな問題じゃないのかな?、と思うわけです。
びっくりですねえ。